おもしろきこともなき世をおもしろく:中南米旅行 イースター島
2014-08-26T23:55:27+09:00
tr.horus
世界一周やら日本の旅行やらゲームやらやら
Excite Blog
44日目 さよならイースター島
http://trhorus.exblog.jp/8089737/
2008-02-24T12:58:00+09:00
2014-08-26T23:55:27+09:00
2008-02-24T12:58:58+09:00
tr.horus
中南米旅行 イースター島
理由は犬の泣き声。
この中南米旅行で犬の夜の活発さは慣れたはずなんだけど
それはいつも遠い犬の声を聞いていた。
んが今回は庭先にいる。
ワオオンワオンワオンうおおおお
この鳴き方を止まる事なく繰り返す。
一体なに?!
くっそーうるせーなー!!
寝ようとするもうるさい。
あああああ飼い主は気が付かないのかあああ
これはまるでマック犬の再来w
そういやあいつの夜泣きで夜はいつも耳を澄ませて寝てたっけ。
眠い体を起こして扉を開ける。
すると犬の声がピタっと止む。
手をパーンと叩く。
静かになった。
私は眠りについた。
しかし再び犬の鳴き声!
ううう、この鳴き方はどういう意味だ?
記憶にある犬語と照らし合わせても意味不明の鳴き方だ。
はっ!
もしかしてどっかで喧嘩して傷を追って痛いのか!?
そう思うと犬の鳴き声は次第に悲鳴に聞こえていった。
そうなると気持ちは心配になってくる。
ベッドから出て扉を開ける。
さっきはこれで静かになったけど、今回はそれでも泣き止まない。
手をパーンと叩く。
泣き止まない。
ピュイイっと口笛を吹くも犬の鳴き声は止まない。
これはおかしい。
私は庭に出た。
声のする方へ歩く。
もしかして相当酷い傷なのでは?
どうしよう、セニョーラ起きてくれるかな。
犬の鳴き声以外に私の足音のみ。
ジャリッジャリッと犬を探す。
声がピタリと止んだ。
私は耳をすまし庭を進む。
突如、目の前に黒い陰が飛び出した。
そのシルエットはエルロイ!!
エルロイはいつも私のパンをねだってきた食いしん坊の方の犬だ。
私に懐いてくれている。
エルロイは体をい痛そうに引きずることもなく
私の足元へ来てニコニコしている。
餌をねだっている。
かわいいんだけど!!
心配して損した!
おまえなうるさいぞ、と小さく拳骨。
ちっとも凹まないエルロイ。「パンちょーだい」って顔だけw
んもーっと部屋に戻ろうとするとエルロイはしっかりくっついてくる。
そんな可愛くされたら怒れやしねえ。
扉から頭だけ部屋に入れて待つエルロイ。
明日の朝用のパンを半分に折る。
「犬ってのぁなー滅多に吠えちゃいけねんだ。」
パンしか見ていないエルロイに説教する私。
いつもエルロイにパンを上げる時は、小さくちぎって投げていた。
でも今は眠いので半分一気にあげた。
エルロイは嬉しいうろたえ方をして庭の真ん中まで行き、安全を確保してから食べだす。
んむ。おやすみ。
寝よう。もうほんと冗談じゃないよ。
パンを食べ終わったエルロイ。
すぐ側でまたワン!ワン!と吠えた。
ああ~結局鳴き止まなかったか~。
仕方ない、と諦めるとエルロイは急に静かになった。
お?これでやっと寝れる。
そう思った瞬間「コーケコッコーー!!」orz
一羽が鳴くと連鎖が止まらないコケコッコマジック。
でもエルロイの夜泣きより良いや。
なんとか眠りについた。
朝になりノビーが控えめにゴソゴソと活動を開始した模様。
イースター島でのノビーは毎朝お茶かコーヒーをいれてくれる。
今朝は梅昆布茶。
眠いけど時計を見ると10時じゃないですか!!
12時には空港に行くってのに!
まだパッキングしてない。
今回のパッキングの一番の問題は黒曜石はリュックか手荷物か。
1kgはあるだろう。ずっしりと重い。
散々悩んでリュックに入れる。
もちろんビニールを何枚か重ねて入れた。
空港までタクシー。
無料で送ってってくれるのかと思ってたが違かった。
空港の受付カウンターで手続きを終わらせゲートをくぐる。
何件かお土産屋が軒を連ねていた。
お土産屋の中にアクセを売ってる店があり、癖で覗いて見ると昼間欲しいかも?と思った腕輪と同じ物が倍額で売っている!!なんて悪徳商人なんだ。
色んなタイプの指輪も売っていたので、なんとな~く眺めると
「う!」っときちゃう指輪を発見しちゃったんです。
もう言い訳はしません。
値段は43000ペソ。レンタカーより高い。
さすが倍額の店。
店員がじっと見つめる前で指にはめては悩み、考え、
はたまた違う指輪を手にとっては、やはりさっきの指輪を手に取る。
あああああああああもう!!!
買えば良いでしょ買えば!!!
指にピッタリはまるってことは天が許したってこった1!!
日本円にして9460円。
日本で買うのと大差ないかもしれないけど日本にこのセンスはない!!
買ってしまえ!!しかもカードでなあ!!
そんな感じで新しい指輪を買ってしまいました。
全然後悔してないw
イースター島からチリのサンチャゴへ。
サンチャゴからメヒコへ。
サンチャゴ空港の免税店で、マルボロ1カートンが15ドル( ゚д゚)エッ!?
(゚ロ゚;)エェッ!?
まじで??
10箱で1650円???
え?わかんないわかんない。
1箱165円で日本の半額なんて全然わかんない。
停止する思考、止まらない物欲。
良いよ良いよ買っちゃえ買っちゃえ安すぎだ!!
(メキシコの免税店では26ドルだった)
でもこれメキシコ入るとき本数に制限あったよな。
何本だったかな。
5カートンSETが売ってるくらいだから良いのかな?
でも遠慮気味に3カートンSETと葉巻50本SETを購入。
ええ、カードで。
わーいわーい!
さ、もう欲しい物全部買ってやった感じ!!
ゲート前のベンチで待つ。
暇だったので地球の歩き方を読む。
メキシコ入国時はタバコは20箱、または葉巻50本までって書いてあるよ?
ノビーに半分持たせても若干オーバーしてるような?
と、とりあえず、なるようになるしかないw
今の時間は深夜01:10.
あと1時間位で飛行機が出る。明日の朝には再びメヒコだ。
遺跡だらけの忙しい日々がやってくる!
がんばっぞー!
↓サンチャゴ空港風景]]>
43日目 イースター島名物アトゥン
http://trhorus.exblog.jp/8085715/
2008-02-23T09:37:02+09:00
2014-08-26T23:55:27+09:00
2008-02-23T09:37:03+09:00
tr.horus
中南米旅行 イースター島
昨日の彼女達の話で、彼女達は二日目にアトゥンを食べてハマり、翌日も行ったが売り切れていて、更に次の日も売り切れていたというパイ。
今日、彼女達ははイースター島を離れる。
タイムリミットは11:45.
パイ売りのオヤジさんは11時にくると言っていた。
11時前から並ぶと意気込む彼女達。
ううむ!そりゃ楽しそうだ!行ってみよう!
そんなわけで我々も11時前に市場前に着く。
まだ来ていないようだと市場付近の犬と戯れる。
しばらくして彼女達と合流。
しかしパイ売りのオヤジが来ない。
私は子犬を発見し触りに。
触っても触っても起きない子犬ハァハァ。
大きいスーパーで2Lの安いメーカーのリモンソーダを買う。
1500ペソだから3ドルか。
オヤジこねーなー。
「またイースター島くるしかねえな。」と冗談を言うと
「もう来れないですよ~」と半分諦めたようながっかり顔。
「じゃ、じゃあオヤジの味を日本で再現するんだ!」と言っても
「色んな素材が入っててわかんないですよ~」とどんどん落ち込む彼女たち;
なのにオヤジは来ない!!
もう11:45になっちゃったぜ!!
彼女たちは残念極まりない顔だ。
そのままサヨナラをする。またね!と。
私達も一緒に帰るのかなと思ったんだけど、ノビーがどっかりと腰を据えている。
お、待つ気なんだと私も腰を落ち着ける。
すると絵に描いたようなすれ違い!
11:48にオヤジがタクシーに乗ってやってきた!
タクシーかよオヤジ!!
すると周囲で雑談していた人達の目の色が変わった。
てめえ!遅いぞコラ!のような怒声がオヤジを襲う。
オヤジは勘弁してくれよてな感じで発泡スチロールを並べる。
「アトゥン!アトゥン!」という声が飛び交う。
アトゥンはマグロって意味。マグロのパイのことだな。
さっきまで雑談していたおっさん達もパイを買っている。
遠めにいたおばさんまでパイを。
驚いた。なんて人気だ!いきなりの人だかり!!
ノビーはそんな中で「アトゥン クアトロ!(4個)」と声を張り上げる。
周囲がごったがえして中々買えない!!
ノビーの手にパイが4個渡った。
おし!いくぞ!!
この旅でこんな風に走ったのはクマちゃんタクシー置き去り事件以来だ。
ノビーに至っては初めてのことか?
クールなノビーがパイを持ってしゃかしゃかと早歩きをしているw
私が走るとノビーも走る。
あの子達の健脚を恨みつつ走ったw
やっと宿に着く。
タクシーらしき車がない。
ああ……遅かったか……
しかしノビーが彼女たちの部屋の前まで走る。
「いたーーー!!」
もうバックパックを背負ってる彼女たちがいた。
あぶねーー!!
ノビーが「アトゥン!」と彼女たちに渡す。
もちろん大喜びの彼女たち。
わざわざ走ってくれてありがとうと言われ嬉しい気持ちになる。
情けないくらいゼーゼー息を切らしてしまったw
そして彼女たちはタクシーの中に。
そういえば、こんな風に見送るのはヤマネ以来だったな。
そういや結局彼女たちの名前すら知らなかったよ。
部屋に戻りアトゥンを食べる。
マグロの大きい切り身が入ってるのかと思ってたが
ツナサンドのような細かい身がいっぱい詰まっている。
肉汁がジュワっと吹き出し湯気が出る。おーこりゃうめえ!
あの子達が何日も待つ訳だとノビーと笑う。
魚のくせに肉汁がジュバっと吹き出し手にかかりアツッ!と悲鳴を上げた。
テレビを付けようとしたがまた付かない。
またかよとベッドで日記を書き始める。
ノビーはいつものように寝始めた。
心を覆う虚無感を消すようにノビーは睡眠を貪るのだろう。
いや、ただ単に昨日珍しく24時まで起きてて眠くなったんだな。
だってノビーはロマンチストじゃないものw
日記を二時間ほど書いているとノビーがむっくり起き上がる。
さっき子供が泣き叫んでてそれが煩かったようだ。
しばらくしてお土産を買いにでかける。
余ったお金で何か買おうって魂胆だ。
色んな土産屋を見てきたけど、私が最初に地図を買った店がなんだかんだ安い事が判明。
でも品揃えが悪い。
私もここでお土産を購入。
イースター島の地図が描かれた大きいタペストリー。
あとキーホルダー 3ドル。
あと、ネカフェに行った。
マミータが「メールで画像を送れ、こっちは親族全員で楽しみにしてんだぞ」と言うメールが来てたのでビビってメールを出す。
送信速度が遅い上に料金メーターがガンガン上がってゆく。
日記をチェックして皆のコメントを見て和む。
もっと良い写真を撮るよ!がんばるよ!
mokimokiは具合でも悪いのだろうか。
一旦宿に戻る。
私はガイドブックをじっくり読んで、メキシコに着いてからの旅程を考え始める。
ノビーは暇になると英和辞典やガイドブックを見ている。
今日も夕日を撮りに行く。
ノビーが腹減ったよと鳴き出したので町へ。
飯食ったらそのまま海岸に出て夕日を待つ。
夕飯は散々悩んで歩き彷徨ったあげく、昨日も行ったハンバーガー屋。
ノビーはアボガドソース入りが相当気に入ったようだ。
私は違う店にしてみた。
同じ2000ペソなんだけどアボガドソースが入ってない。
これはこれで食べ易い。
アボガドソース入りのはアボガドソースがお皿にボタボタ垂れるから食べにくいが美味しい。
ハンバーガーを食べてると良い感じで周囲が金色に輝き始めた。
ノビーに早く食えと笑顔で催促する。
海岸に出ると太陽の光がキラキラと海に反射して眩しい。
目が眩む。
しばらく太陽を背にして昨日も行ったモアイの海岸へ赴く。
放牧していた馬を馬小屋に戻そうと、上半身裸の日に焼けた青年が馬に乗って馬を追う。
パーンパーンと鞭を鳴らし、その音が鳴る度ノビーがびっくりする仕組み。
いや、もちろん馬も走りだすw
そんな光景がこの金色の輝きの中にある。
ああ、ふざけんな。
なんでこんなに美しい日常なのだ。
ここにバイク持ち込みで一カ月滞在したい。
天候を見てすぐにバイクで移動して思う存分写真を撮りたい。今日も残念ながら水平線に沈む夕日は拝めなかったけど
イースター島でやるべきことを見つけれて良かった。
イースター島、最後の夕日を体感して宿に戻る。
しかしまたまた電気が付かないw
22時から見たいテレビがあるってのにセニョーラ!!
なんとか電気が付くようになって宿代の清算を済ます。
テレビ見ながら就寝。]]>
42日目 火口へ
http://trhorus.exblog.jp/8071477/
2008-02-19T11:13:30+09:00
2014-08-26T23:55:27+09:00
2008-02-19T11:07:06+09:00
tr.horus
中南米旅行 イースター島
その中でRano Kauという場所があり、モアイと並んでここだけは行くべきという観光名所。
今日は幸い晴れ間が覗く。
まあ晴れなんだけど雲が多い。
今日は歩きということで気合を入れる。
いやー今日は海がとっても綺麗だ~。これがバギーの日だったら・・・ブツブツ
途中で洞窟に絵があるというポイントへ。
やはり火山でできた島というだけあり、景観は伊豆の海みたいだw絵はどうでも良くなっちゃって海にしばらく見とれる。
ノビーはこういう高いところが好きなので、崖に腰掛けて海を見ていた。
そんなノビーが怖くてオロオロ。
ボヘーっとなってるノビーを促し山に入る。
山とはいってもなだらか。振り返った風景。
ところで、このイースター島にきてずっと不思議に思っていたことがある。
それは砂利の敷石の中に黒曜石が混じっている事。
黒曜石といえば古代人の矢尻や斧、ナイフなどになった石だ。
わたくし個人的には宝石のように感じてしまう。
ナスカで黒曜石のネックレスも買ってしまった位だ。
でも日本人ならば誰しも貴重に思う鉱石の一種だろう。
そんな石が庭先に散らばっている。
他の石同様に砕かれている。驚いた。
なのでとても鋭利な状態の物も落ちている。
わたくし、人目も顧みず拾いましたさ。
初日から一個一個と増えていく黒曜石。
ここの人にとっては貴重ではないんだな。
今日歩いた道は、そんな黒曜石がバラバラ落ちていた。
今まで小さい石ばかり拾っていたのだが、どうもこの山に多くあるようだ。
歩けば歩くほど大きめの黒曜石が目につく。
最初は珍しさのあまり地面に埋まっている石すら掘り起こしビニールに入れて歩いた。
そう、良い形のを集めて歩いていた。
ビニール袋は次第に重たくなってきた。
途中で良い石と悪い石を分別し軽くする。
気泡が入ってるのは取り除いた。
山頂付近では今まで拾っていた黒曜石がいかに小さいかを思い知らされた。
今まではいかに奇麗に割れてるかがテーマだったんだけど
ここにきて原石の肌と割れ跡付きの大きめの石を発見した。
お、重い!
これはなんか密度が違うのでは?
袋に入れて歩く。
こんな風に収集しながらの散策は楽しい。
しっかし中々頂上に着かない。
さすがに疲れてきた。
するとスクーターに乗った外人の兄ちゃんが山頂から降りてきた。
我々の前で止まり、乗ってけと言う。
え!まじで!
彼は二往復して私とノビーを山頂まで連れて行ってくれたのだ!
なんだその袋はと聞かれたので自慢げに石を見せる私。
全然珍しくないんだけどね!!
彼は優しくもベリーグッド!と言ってくれたw
さて、山頂。
息を飲んだ。
世界にはこんな風景があったのかとぶったまげた。しかもその壁はなんですか!ドラゴンボールに例えると、かめはめ波を食らったフリーザがここに激突してクレーターができた。
激昂したフリーザが悟空に向かってエネルギー波を打ち返す。
その時クレーターの壁の一部をぶっ壊した。
そんな感じ。
まじでそんな感じなんだってば!!w底には草が生えていているように見える。ズームして撮ってみた。湿地になってるのかな?とても綺麗でした。
この風景を見て、遺跡も良いけど自然が造った風景も見たいと思うようになった。
さっきまで疲れてたのに、写真を撮りたい気持ちが足を動かす。
峰を歩いて奥へ行き撮影。
さすがに疲れたし腹も減った。
しかしきっと頂上に売店があるだろうと、水を持ってきていなかった!
は~
売店なんかねえ~
ノビーの水を少しもらう。
パンを少しだけ食べた。
とにかく風が強い。
タバコが吸いたいのに火が付かない。
火口から少し降りて道に戻る。
しかしここも海からの風が強い。
くっそーと火をつける。
何度も何度もライターをこする。
やっとついた小さい火をスパスパと大きな火に育てる。
そんなことしてるとタバコの1/4位消費してしまう。
さらに風の強い所でタバコを吸うと、吸ってもいないのにどんどんタバコが短くなるから困る。
そんな感じで2本タバコを吸い終わり、感動の山頂を後にした。
もう一つ道があるんだけど、そこまで歩く気力もない。
外人のおっさんチームは、ここから海岸まで降りて何かを見に行ってるようだが、ほんとすいません自分には無理っすorz
↓登場付近の地面の黒い粒が黒曜石のカケラです。↓地面に埋まっていたものすごく大きい黒曜石。自然ってすごいなああ。
下りの道も長い。
ノビーと私は専門学校時代を共に過ごした。
その中で私の好きな音楽を理解してくれる数少ない友人だった。
好きなCDを貸して、紙に各曲の感想を書いてやりとりした。
ふとそんな時代もあ~ったねと話す。
その中で、今日ずっと歌ってた曲の名前が「パフ ザ マジックドラゴン」って歌。
そんな流れで次は何を歌おうかと悩む。
あの歌なんだっけ~
う~
ああ、確かこんな曲だったよと
赤い砂利道に真っ青な空の下、歌詞のうろ覚えな歌を歌いながら歩く。
オールディーズは英語だから歌詞を覚えてる箇所は限りなく少ない。
次第にノッテきた私達は誰も居ないのをいいことに気持ち良く歌い始める。
ノビーは何故かオールディーズからピンクレディになり山口百恵のプレイバック、サザンのいとしのエリー(これはレイ・チャールズ繋がりだ)。
私はオールディーズから松任谷由実のハローマイフレンド、天気の良さに沖縄民謡の19の春、時代おくれ等を歌う。
歌詞をほとんど忘れてて気持ち良く歌えずw
でも楽しかった。
あっと言う間に下山。
帰国したら二人で思い出のカラオケ大会をしよう。
島一景
町で昼飯のハンバーガーを食べる。
最初に食べて気に入ったアボガドソースたっぷりのハンバーガー。
アボガドソースがこんなに美味しいって知らなかった。
私の手にはスプライトの500ml缶。
宿の冷蔵庫にコークがあるけど我慢できなかったんだ!
あっと言う間に飲み干してしまう。
ああ、こんななら2L PETボトルでも買っとくんだった。
今日も犬が居た。毎日違う犬でローテーションまわしてる気がするw
宿に戻る。
↓イースター島のワッペン。右のが島の旗にもなってるシンボル。船のようです。トルメキアの旗の候補にもなってた図柄と非常に似ている。
私のはトルメキア兵の鎧飾りを真似ただけなんだけど、まさかここで似たデザインを見るとは思ってもみなかったので記念に購入。
↓今日のエルロイ。ここから中には絶対に入らない。
今日は朝からブレーカーの故障で電気が付かない。
帰ってきてもまだ付いてない!
テレビが見れないじゃないか!
電気が付かないということで、宿の隣人交流が深まる。
一組の女性二人組みが夕日を撮りに行くという話をしているので、それにくっついて行くことに。
その二人はチリを旅行して次にペルーを回り、その後は南米各国を回りアメリカが最終地点。それで3カ月を予定している。
なのでペルーの話が話題になる。
その二人はインカトレッキングでマチュピチュに行く!!という野望がある。
すごいなあ;
聞けば年はほとんど離れておらず、精神力の違いを感じてしまったw
さて、夕日。
残念なことに一番良い所に雲がかかっている。でもそれもまた奇麗だなと写真に撮る。
彼女のデジカメには「夕焼けモード」なる機能が付いていて、それで撮るとエロいくらい夕焼けになるw
なんというか、雲が多い。
そういう時期なのかしら。
夕焼けになるのを期待したが成らず。この海岸には私達以外にもモアイと夕日を写真に収めようという人で賑わっていた。
ああ、夕方ってこういう使い方があるのねと、部屋でテレビ見てゴロゴロしてた自分に自己嫌悪w
隣の外人は毎晩飲みに行ってると思ってたけど、夕日を見に行ってたのかもしれないな。
宿に戻りながら色んな話をする。
ペルーで何が美味かったとか、どこの宿は羽毛布団だったとか、下痢した?とかそんな感じw
そして私は調子に乗ってお土産を披露。
makimakiのお土産の帽子が一番人気だった。
かわいい!絶対買う!と称賛を浴びるw
プーノのティティカカ湖の10ソルの話や、クッションカバーの値段の違い、ミサンガはウンソルだとか、自分らが失敗した話は全部笑い話で話した。
しっかしノビーがいつになく饒舌。
私を含め皆を笑わせる。
この子達の話の中に、興味深い話があった。
なんでもこの宿で働いてるおばちゃんが、ピースボートの人達から折り紙で折った毬?と折り紙をもらって非常に喜んでいたという。
それで負けじと私達も何か折って上げたいんです!と。
え!
折り紙って本当にウケるの??
私は完全に否定してたんです。
たかが色の付いた紙もらって嬉しいのかと。
折り紙を外人にあげて、連中が本気で喜ぶと思ってるのは平和な頭の日本人観光客だけだ!と思っていた。
しかし、ノビーはその折り紙を手伝う気満々w
私はヤジロベーしか折れませんよ。
彼女たちの部屋で折り紙を折り始めると、例の大喜びするおばちゃんが部屋に来た。
これだこれだ!と折り紙で作った毬を私達に見せて来た。
「ほら!見てこれ紙なのにボールなのよ!ウハハハッハ!」ってHIGHテンションで何やら喋っている。
私は彼女の目を見て「あ、これは真剣だ。」と悟る。
本気で大の大人が折り紙で作った毬を宝物のように愛でているのだ。
くはあ!
こんな事ならリリーに本の折り方教えてもらえば良かったじゃん!!w
なんてこった!
はしゃぐおばちゃんに、今作るからねと説明する彼女たち。
すると、オッケー!!と鼻息荒く部屋を出て行ったw
あはははは、ありゃマジだw
しばらくしてさっきのおばちゃんがやって来た。
マイドーター!と娘を連れて。
娘に教えてやってくれってことなんだろう。
娘さんはベッドに座り込み、彼女たちから折り方を教わる。
ノビーも談笑しつつ仕事をこなす。
折り紙なんかできねー
英語もできねー
そんな私はさりげなく部屋を出てタバコをふかす。
すると犬のエルロイが「パンちょーだい」とやってきたので
犬と遊びつつ時間を延ばす。
しかしそれでも居たたまれなくなったのでシャワーへw
風呂上がりにベッドでテレビを見る私。
隣の部屋からわーっと拍手や笑いが起こるとソワソワしてしまうw
本来なら折り紙くらい一緒に折れば良いのだが
なにぶんオッサン脳なのでそういう和気あいあいが苦手なのだ!!orz
だったら隣の部屋を気にしなければいいのに気にしてしまう矛盾!!
ほら、花火は鳴ってるのに見に行ってない疎外感!
そんな寂しかったら見に行けば良いのにって奴よ!!
ゼエゼエorz
時間は24時を回った。
そろそろ眠いなとモゾモゾしてるとノビーが帰って来た。
「できた?」
「うん」
リリーがいたら折り紙の教祖様になれるだろう。
リリーは老後はここで過ごすようにw
そんなかんじで有意義な今日はおしまい
↓本日採取した黒曜石とナスカで買ったトルコ石の原石(たぶん)]]>
41日目 今日は何もしない日
http://trhorus.exblog.jp/8067866/
2008-02-18T13:29:54+09:00
2014-08-26T23:55:27+09:00
2008-02-18T13:29:54+09:00
tr.horus
中南米旅行 イースター島
今日は洗濯するんだよ!!
昨日の天気とうってかわって晴れ間が覗きやがります。
くそくそ!
昨日はほんとに雲の切れ間がなかった。
隙をついて撮影!ができなかった。
これは本当に悔しい。
あ~あ~。
明日も晴れると良いな。
明日は徒歩でかなり頑張る日だ。
朝ごはんにコーラとパンとチーズとサラミ。
まだ初日のサラミとケソが残ってる。
昼になったらハンバーガーを食べに行く。
そんで食料を買って帰る。
昨日、どうやら隣の女性二人組みの外人が旅立って行ったようだ。
さらに今日、隣の部屋の男も旅立って行った。
彼は同じ日にイースター島に来た。
彼は初日から出掛けていて、翌日には女性二人とレンタカーで観光してきた。
そんな行動的な外人チームと、到着したらしばらくマッタリの私達。
彼はもう見る物がなくなってしまったようで、日程を切り上げて今朝旅立って行った。
しかしそんな寂しい話ばかりではなく、新たな住人がやってきた。
日本人の女性二人組だ。
そんな話を寝起きに聞いた私。
しかし隣の部屋は空っぽで誰もいない。
昨日書き終わらなかった日記を書き終える。
今日は日曜日か。郵便局も休みだな。
パスポートにハンコ押してもらうのは明日だな。
しかし暇だ。
ノビーは暇すぎてメキシコのガイドブックを読んでいる。
ノビーがお腹空いたというので出掛ける。
前に食べたハンバーガー屋が日曜日なので休みのようだ。
違うハンバーガー屋がやってたのでホっとする。
私はミートパイを注文。
ノビーは肉とケソのハンバーガー。
食べ終わって買い物に行こうとしたらいきなり土砂降り。
お休み中のカフェの軒先で雨宿り。
20分くらい雨は降り続いた。
雨が上がったのでスーパーへ行く。
日曜日なうえに時間はシェスタタイムなのに開店してくれてる優しい店。
そう、ここは初日にドルで対応してくれた良心的な店だ。
パン4個
ファンタナランハ(オレンジ)
飴
おかず用ポテトチップ
合計3100ペソ
昼食のミートパイは1200ペソ
お土産のワッペンが3500ペソ
今日の消費7800ペソ
謎の用途金1500ペソ
残金 28320ペソ
村の中にあった玩具屋さんをこっそり撮影。
テレビをダラダラ見ていると、隣の部屋の女性チームが帰って来た。
長いこと外のベンチで話をする二人。
うう!
ファンタオレンジが飲みたいんだ!
しかし冷蔵庫はベンチの前を通らなければいけない!
普通に出て行ってコンニチワ~って言えば良いんだけど
自分の中で変に意識し始めてしまうと中々行けない。
わかるでしょわかるでしょ?
そんなことを部屋でブツブツ言っていると
「じゃあ言ってきてやろうか?」とノビー。
え?w なんて言うのと聞くと
「My fliend feels difficult to go out.」
私の友達が外に出にくがっている。
いやいやいや言わないでいいよ!!w
でもそれ面白いなw
ふう。
おし!!外が静かになったから行ってくる!!w
しかしキッチンに別の日本人チームが!!
あ?コンニチワ?
すると「こんにちわ~」と返ってきた。
どうやら一気に日本人宿になってしまったようだw
ファンタオレンジを探してすぐに部屋に戻る。
ハァハァ、一体なぜこんなに日本人を意識してしまうんだorz
部屋のベッドに座って、ポテチをおかずにパンを食べつつ
ファンタオレンジを飲みつつテレビを見ていた。
そんな所に日本人女性がやってきた。
私は窓際で丸見え。
部屋をノックする彼女。
う、うおお?パンを持ったまま窓を開ける。
用件は冷蔵庫のたまねぎ使って良いのか?ってことだった。
なんでもたまねぎの所有者はもう居ないぽい。
それを知ってもわざわざ聞きにくる彼女。
ああ、こうやって話の切り口が広がって行くんだなと変に感心してしまった。
もちろんタマネギなんか使わないので
どーぞどーぞと話ながら「何日滞在なんですか?」なんてお決まりの話をする自分に自己嫌悪。
レンタカーをすると聞いたので、聞かれてもいないのに勝手にバギーの話をペラペラしてしまった。
しかも手持ちぶたさも手伝って地図で解説付!orz
話終わって一人でぐったりと疲れる私。
一人で勝手に気を使って疲れて馬鹿みたいなんです!
そんな私をクールに眺めるノビー。
はあはあ。
そんなかんだでテレビを見終わってシャワー。
さあ、明日も晴れますように!
明日はアクティブに行きますぜ!
おしまい]]>
40日目 バギー発進!
http://trhorus.exblog.jp/8060103/
2008-02-16T11:05:00+09:00
2014-08-26T23:55:27+09:00
2008-02-16T11:05:15+09:00
tr.horus
中南米旅行 イースター島
今日の雲は厚く晴れそうにないな~。
ジャスト9時にレンタカー屋に着く。んが店員がきていないw
しかし店の前の花壇に変な男が腰掛けている。
ちょっと二日酔いのような顔だ。なんだなんだ酔っ払いか?
しかし彼は私達に車を借りるのか?と聞いてきた。
シーと返事すると、ウノモメント!!ちょっと待ってろ!とバイクに跨がり消え去った。
なんなんだw
少しして店員さんを連れて彼が戻ってきた。
店員さんと一緒に店に入りシャッターを開けている。
あ、あなたも店員だったのかw
ごめんごめんw
しかもバギーの運転の方法も彼がレクチャー。
メンテも彼がやっているんだろう。
そんな立派な彼を酔っ払いと勘違いしてすまんかったw
レンタカーのルールは日本と同じで、返すときにガソリン満タンで返す。
さあ、いよいよバギーだ!
さっきの酔っ払いかと思ってた彼が俺の後ろに乗れと顎をクイッとやる。
私はよしきた!と彼の後ろに乗る。
1.カギをひねる
2.メーターが表示される
3.メーターの表示がN(ニュートラル)なのを確認し
黄色いエンジンスタートボタンを押す
4.エンジンがキュルルルとかかる
5.ハンドル左部分にあるギアの上下ボタンの上を押して
ギアをNから1にあげる。
6.ハンドル右部分の親指部分にあるレバーがアクセルにあたる
7.アクセルレバーをゆっくり押す
8.バイクの速度が10km以上になったらアクセルを一旦離す
9.アクセルを離したらギアを2に上げてアクセルを押すこんな感じだった。
バックのギアも初めて知った。
さすがバギー、バイクとは違うのね!
ついつい右ハンドルをひねってしまうw
右フットブレーキは脳みそが反応可能。
レクチャーを聞いて、これは車ではなく簡単なバイクだと安心する。
あ~こんな所でバイクの経験が役に立つなんて。
マニュアル免許よか役に立つかもw
ドキドキしながら試運転。
すると彼がヘルメットを渡してきた。
えー!
この島の人かぶってないじゃんか!
私はいらないと突き返すと「ポリーシア」と言われ
むむう;こんな所で警官に捕まりたくないなと渋々受け取る。
私は野球帽の上に半キャップw
ノビーは後部座席からポロっと落ちるかもしれないので
フルフェイスをかぶらす。
おし、ちとかっこ悪いけど行きますか!
バギーはバロロロロと良い音を奏でる。
慣れないアクセル操作に戸惑いつつも
ギアの切り替えタイミングを合わすテストを何度も行う。
その度にかっくんかっくんと酷い揺れだw
とりあえず、昨日からずっと地図を見ていた。
こっちいってみよう。
おーっと右側通行だった。
ガロロロロロ
やがて二股に道が別れる。
舗装された道とダート道。
ダートの方が海岸につながる道でモアイの方だ。
バギーはダート道に入った。
バギーとモトクロスバイク、どっちが向いてるかと言えば
そりゃモトクロスの方が良いに決まってる。
しかし私はでかいバイクの免許がない。
バギーは4輪で転びはしないが、その分地面に接する面積が大きいので振動がもろに体に伝わる。
バギーの競技見てると、椅子になんか座らずに立って乗ってる。
だが我々はどっかりと腰を据えてダートを走る。
その振動はワッハハハと笑い出してしまうほどw
しかし笑っていられなくなった。
ダートが平坦なダートではなく、本格的な凹凸でもって本気のダートになってきたのだw
うほうはうほうは
最初は握力と腕力でねじ伏せるように運転していたが
最後の方になってやっと分かったんだけど
この乗り物は地面の流れに任せてゆったり走らす方が気持ち良い。
でもひどい轍(わだち)。
こ、これは何処にタイヤを乗せていくべきか。
目前の路面状況を瞬時に判断してハンドル操作をしなければいけない。
今までのバイク経験にこんなのは無かったw
真っ平らで奇麗に舗装された道しか走ったことがない。
最初はただただダートに慣れようと頑張った。
速度は平均30km程度なのに必死だ。
モトクロスなら二輪なので、この程度の凹凸ならジャンプしてすっ飛ばして行けるだろう。
でも初めてのバギー&ダートでそうはいかないw
とにかく走った。
走ることが楽しかった。
やがて待ちに待ったモアイの標識が現れた!
おおう!!
バイクを乗り入れ記念撮影。全部倒れてるモアイ。
↓赤っぽい大きな石は帽子。海風で倒されたモアイの帽子がここまで転がったんだろう。
アカハンガって場所のようだ。
地図で現在地を確認すると、この手前にもモアイがあるように描いてある。
んが見なかったなあ。
まあ帰りに確認しよう!とバギーを走らす。
しっかしアクセルって手首ひねるんじゃなくて
親指押しっぱなしだんべ? これが結構辛い。
ノビーが後ろから車来てると言うのでバギーを右端に寄せる。
すると団体客を乗せた中型バスが3台ほど追い越していった。
あ、あれってピースボートの人達か?
!!!
ああああ私の写真に人がいっぱい入ってしまう!!
孤島のイースター島のテーマが!
妙な焦りが心を覆う。
あの山でモアイを作り上げてから海まで運んでいたらしい。遠くからでも人が見える。ちょっとこれはwwwwwwww
ああ~すでに先行のピースボート集団がいるのか!
孤島のテーマは諦めるしかない。
石切り場から見た海。倒れたモアイと海際にモアイがいっぱい並んでいる。
いや~すごい人の行列だ。
モアイが海を見つめ佇んでいる。モアイは日本的に言うと先祖のお墓。しかし遺体が埋まってるわけではない。
家系図の意味合いも含まれている。そして帽子は富を表す。
一つ一つのモアイが一つの家系を象徴する。
帽子が大きければ金持ちだったとか、身体の大きさもモアイに比例する。
モアイを見れば自分の先祖をたどることができるとか。
遥か昔、この島を訪れた人たちは帽子をねだられたらしい。
帽子はオシャレアイテムとして大人気だったそうだ。
↓こんな感じで、ここでモアイを切り出していました。
上の方にも同じ穴があり、上からモアイを削りだし、エッホエッホと海まで運んだんだね。
さて、この団体様。
船旅ってやっぱ退屈なんだろうね。
船の中でずっとイースター島に着いたらどうしてくれようと悶々と考えていたんだろう。
このモアイの切り出し場の前で、モアイと同様に寝ッ転がる女性チーム発見。
ちょwwwおまえらwwww
こんなに人が並んで写真撮るのを「待たされてる状態」だというのに
よくそんな人たちの前で恥ずかしくないなwww
しかもこっちは待たされててイライラしてんだよ^^
んで、人が居なくなるまでジッと耐え続け、誰も居ない状態になってからパシャリ。普通に大きく岩を切って、海までゴロゴロ転がして、海でモアイの形にすればいいのにね。
ずーっとそう思ってた。
でも、島というものは資源に限りがある。
上手に刳り貫いていっぱい作ろうという思考の跡がはっきりと残っていた。ここにきてやっとイースター島に感動した。
次はすぐそばのトンガリキへ。
この風景は絵葉書で買ったなあ。
良い風景だが、なにしろ今日は曇りで写真映えしなくて悔しい。
今日この日に曇っていた事を一生後悔するだろうw
バギーは頑張ってダートを走る。
偉いぞ良い子だガンバレガンバレ。
途中でいくつか寄り道をしてアナケアへ。
ここはイースター島で数少ないビーチのひとつ。
到着してびっくりピースボート大集団がお昼休憩しているのだ!!
なんという大群!!
つーかまだ後続部隊があるっていうのに!!
ひえー恐れ入ったと日本人の中を歩く。
しかしそのお陰で土産物の露店、食べ物の露店がいっぱい出ている。
ピースボート集団の一部になりつつ食べ物物色。
炭火焼きの串焼き肉にノビーが目の色を変える。
絶対これ脂身あるだろと言いつつ私も同じ物を頼む。
あーやっぱ脂身っぺーと赤身だけ食べる私。あ、今日はコーラ持ってきてたんだった!と
ノビーのリュックに入れておいたコーラを取り出す。
プシュッ んぐっんぐっんぐっプハーッ!!
あーコーラうめー!
するとノビーが「今日ほどコーラが光り輝いて見える日はない」と悔しがる。
私:仕方ないな、一口だけ飲んで良いよ。
の:え!ほんと?
私:うむ、大きく一口飲んで良いよ
の:わーありがとう!ごきゅっごきゅっごきゅっ!
私:てってめえ!!大きく3口飲んでるじゃねえか!!
の:も~細かいな~
私:細かいとか言ってんじゃねえ!!ww
結局ノビーは飲み足りなくて、露店で1000ペソで買った。
しかし飲み切れなくなって私に「飲んで良いよ」と倍返しにしてくれたw
ご飯を食べた我々は、ピースボート集団に混ざってビーチに移動。
地元の子らしき子供たちは水着で泳いでいる。
それに混じって日本人も海で遊んでいる。
ズボンを膝までめくって入る人が多い中
オジサン連中はトランクスやビキニパンツ+シュノーケルといった格好で波に揉まれている。
今回はノビーも遊びたくなったようで
膝までズボンを捲り上げ、しかし上着はウィンドブレーカーのままで水に入るw
私もズボンをめくって足だけ海水浴。つめてー!!
・・・あの兄ちゃんはなんでジーンズのまんま水に入ってんだろう。・・・オレのジーンズはイースター島の荒波に揉まれて来たのさ。とか?
足を乾かしつつ休憩し、さて行くかとバギーに跨がる。
地図を見ると、そういえばここが折り返し地点だったと気づく。
今度は中央の道を走って南下し
途中で PUNA PAU > AVIKI > TEPEU と移動する。
さすがにこのコースはピースボートは来ないだろう。
今日はかなりの強行軍だった。
あと見れていない場所は徒歩か自転車じゃないと行けない山向こうだ。
あとは空港南側の山の窪地が見たい。
山向こうは諦めてる。
自分らの足で歩ききる自信がない。
16時過ぎに宿に一旦戻る。
トイレ行って休憩だ。
しばらく横になっていたが、今朝の行きに見れなくて納得できてないモアイを探しに再出発だ。
今朝はすぐにダートに入った。
でももう少し舗装した通路を行って、途中でダートに合流する道がある。
ダート沿いに見れなかったので、もしかすると舗装された道路沿いでは?と思い、改めてバギーに跨がる。
しかし結果として発見できずorz
残念だけど今日は最善の行動ができたと後悔せずに済んだ。
(天気は恨み続ける)
さてレンタカーだが、これは明日の朝9時までに返せば良いんだけど
明日の朝は疲れて寝ていたいのに早起きしてバギーを返しに行くのはめんどくさい。
でもせっかく24時間借りたのにーと変な欲が湧く。
帰り道にガソリンを満タンに入れる。
一度宿に戻る。
再びぐったり休む。
今日はリッチに晩飯食いに行こう!
私のおごりでカード払いだ!ビールも飲もうぜ!
部屋でゴロゴロする。
元気が出たのでバギーで食事にでかける。
先にバギーを返しに行った。
すると朝居た兄ちゃんが、明日の朝まで乗ってて良いんだよ?変な奴だなって顔をする。
いや、明日の朝は寝てるとジェスチャー。
さっぱり分からない兄ちゃんw
トド!と言ってバギーをチェックしてもらっておしまい。
ああ、さよなら楽しいバギー。
今日は本当にありがとう。
VISAマークの店に入る。
メヌーを見ても良く分からないため、カルネ(肉)コーナーのなんだかいっぱい文字が書いてある1万ペソの料理を頼む。
ノビーはマグロのセビッチェ。
そして二人してコロナビール。2000ペソ
リモンは入ってるけど塩がないな。
セニョリータ、サル ポルファボール。
しかし通じない。
ノビーの発音でやっと通じる。
ああ、久しぶりだなビール。
リモンに塩味がついて最高!んぐんぐ!
さて料理がきまry
なんだか肉てんこ盛り。
さっきセニョリータにムイグランデ?大きい?って聞いても別に?って顔したから頼んだのに!!
何このボリューム!!orz↓ノビーのセビッチェ
ひいひい言いながら食べる。
ノビーもほんの少し手伝ってくれた。
鳥肉、豚肉、牛肉、野菜炒め(ピーニャ入)
野菜炒めがめちゃうめえ!
久しぶりの醤油っぽいしょっぱさに感動。脂身のない鳥肉をぱくぱく食べる。
次に牛肉。脂身を切り取って赤身だけ食べる。
最後に豚肉なんだけどこれは肉全体が脂っこい。しかし野菜炒めが美味しい。
しかし結局残してしまった。もったいない。
宿の犬に上げたら大人気だな私。
そう思うと恥ずかしい気持ちなど消え
「セニョリータ?ミ ペロ レガーロ」と肉を指さし知ってるだけの単語を言ってみた。
訳すると「おじょうさん、私の犬 プレゼント」なんて感じでセニョリータは困惑顔w
すると隣のおじさんが何か言って、それにセニョリータは反応して持ち帰りにしてくれた。
ありがとうおじさん!w
さて、私は缶ビール1缶で酔える低燃費です。
今回もほろ酔いです。
私:たくしー!
の:呼ばない呼ばない
私:プラザ デ アルマース!
の:ないから
私:プラザ デ アルマース?
の:どこに行きたいんだ!!w
私:ううう、ペルーに帰りたい
の:帰れば良いじゃん
私:そういえばペルーでどこが一番良かった?
なんて酔っ払いのまま宿に戻る。
まだまだ明るい空。しかし20:30を過ぎている。
いや~今日はよく行動した。
外人ならこれが常なんだろうけど、我々としては三日分は行動したw
宿に戻りエルロイを呼ぶ。お持ち帰りようの袋をブラつかせる私。
エルロイは目をキラキラとさせてすっ飛んできた。
肉を出してうりうり。もう一匹の大人しいシェパードもどきの毛長と二匹に肉を分けてあげた。
今日は一日中曇りだったけど日焼けした。
腕は真っ赤になってヒリヒリする。
しかし二の腕はアロハの陰だったので相変わらず真っ白w
紅白きっちり別れました。
今日の出費 6500
ガソリン代 2500
肉 2500
お菓子 1000
バニョ 500
夕飯とレンタカーはクレジット払い
残金 37620ペソ
残り三日]]>
39日目 ピースボート現る!
http://trhorus.exblog.jp/8056570/
2008-02-15T10:47:00+09:00
2014-08-26T23:55:27+09:00
2008-02-15T10:47:00+09:00
tr.horus
中南米旅行 イースター島
ようやくそれが雨音だと分かり再び眠りにつく。
しかし雨音は激しく3回ほど目が覚めてしまった。
ぐっすり寝た気がしない。
そんなかんだで目が覚めたのが10:30過ぎ。
あ~う~。
今日はレンタカーを予約しにいくんだ。
ああ、夢に出て来たなレンタカー。
右側走行、左ハンドルのマニュアル車。道はダート。
だ、大丈夫なのか?
大丈夫だと思う?
そんな不安を抱えつつ朝飯に。
今日もサラミとケソとパン1個+朝からコーラ。
今日は犬が良く吠えるな。なんだろな。
見に行ってみると、庭に異様な風景が・・・。
庭に馬が・・・ で、でけえ・・・。
どうやら他所の家の馬が勝手にここの庭の草を食ってるようだ。
それを犬がワンワンと吠えつこうが飛びかかる素振りを見せようが、馬は怯む気配すらない。
フフン、とモリモリ草を食べ続けている。
私がその光景を見ていると、昨日パンを上げたシェパードのエルロイが私に気が付く。
あ!昨日はどーも!と私のそばに寄ってきてジッとパンを見つめる。
こいつめえ!w
食べにくいじゃねえか!w
いやー朝はこのパン1個しか食えねんだよ。
だからお前に上げる分は……><
しかし上げない訳がなく、なんだかんだ1/4は上げてしまった。もっとちょーだい。
そんな目で見つめるエルロイ。お鼻ぱっくんしちゃうのら>w<
私が部屋に入ってもジー。
仕方ない。
お昼のパンを鳥にも上げつつ犬にもあげよう。
鳥といっても庭にいるニワトリ。
体格が立派で色艶も良いニワトリだ。
ニワトリにパンを投げると犬がじっと見る。
なので犬にもちぎって上げる。
エルロイの可愛さは「食い意地フルスロットル」なところ。
鳥に投げた餌でさえ、↓のように今にもヨダレ垂らしそうな顔で見つめるw食い意地張っててもどんなに食べたくてもジッと我慢できる子。
だからエルロイは良い子^^ ハァハァorz
本日のパン、しゅーりょー!となりまして外の椅子に座ってタバコを吸う。
足元にエルロイが座る。
ああああああああああ
なんて平和なんだああああああ!!!こんな世界があることに絶望した。
まったりと午前中を消費。
しかし今日はレンタカー予約しつつポストカードを出しに行って
ついでに徒歩で行けそうなモアイを見に行くのだ。
今日は歩いちゃうよ!!!
まず郵便局へ。
そこで外人の一団がパスポートにスタンプを押してもらっている。
は!それやるやる!
しかし今日はパスポート持ってきてなかった!orz
これは有料で$1でした。
ノビーがぶつぶつ文句言いながらもスタンプ押してたw
私も帰るまでにやろーっと!
切手を買ってハガキに貼ってポストにポン。
よし、次はいよいよレンタカーだ。
昨日行ったレンタカー屋に行く。
そこで一応AT車がないかノビーに聞いてもらう。
しかし無い!と言われてしまう。
これならオートマティックだと4輪バギーを指さす。
お、これ気になってたのよね!
料金は60ドル。何気に高い。
でもこれ乗りたい!と即決。
しかし明日はこれは貸し出しするから無いと。
ガックシという顔をすると、あっちのレンタカー屋行ってみと言われ、その店に向かう。
その店は明日は大丈夫だといので、カードで払うと言うと10%余計にかかるという。
でも全然かまいませんw
このバギー。
一回も乗ったことないけど、乗りたい乗り物リストに入っている。
ゴルフ場のキャリーカーも乗りたい。
ああいう車でもバイクでもない乗り物に乗りたがる。
日本ではそういう機会がなかった。
きちんとした車を借りたら、きちんと乗りこなさねばならず緊張する。
日本とは勝手が随分違う。
なので借りて数時間は練習しようと思ってたさ!!
だけどあのバギーなら結構適当で良いと思うのよね。
いや~気が楽になったよw
ああ早く乗りたいw
ノビーは後ろに乗る訳だけど、ケツが痛そうだw
あー、全てのプレッシャーから解放された。
今は早く明日にならないかと待ち遠しい。
そういえばツアー会社に行ってなかったな。
自分でレンタカーで回ると思い込んでた分、他人を頼ろうという考えが全く浮かばなかった。
ホーストレッキングも考えてたんだけど、クスコのようなツアーではないようだ。
馬を借りて好きなように乗ってください、みたいな感じがする。
つまり、一人で乗り降りできなきゃ駄目ってこったw
アミーゴに頼りっぱなしの我々では無理。
まあいいやw
バギーが楽しみすぎる。
レンタカー予約も済み、いよいよ徒歩でモアイを見に。
いつもの海岸へ向かう。
?
なんか人が多いな。
車も多いし。
??
なんか妙な違和感が。
↓の画像をクリックして皆も異変を感じてみよう!wは!なんだあれは!!あれがピースボートってやつかあ!!
さっきのレンタカー屋で「ピースボートの人?」と聞かれてたので、なんとなくそんな気はしていた。
しかしデカイな!
まるで合成写真のようだ。ピースボートから降りてくる人用に小型バスが何台も待機している。
日本語の表記もみられた。肉を焼く露店、土産の露店と、昨日まで見られなかった光景があった。
まあそんなもんは置いといて、モアイを目指して歩き始める。
補修したモアイ発見。でもまだ小さいな。
こんなもんじゃないはず!
今日の天気は雲が多め。
晴れ間を狙って写真を撮る。
海岸沿いに歩けば何体かあるはずと、ずんずん進む。
ああーなんかベストショットの角度にピースボートが入るよorz
修復というか、恐らくこれはレプリカのモアイ。昔は背中に刺青があったんだね。
しかしでっけーなー。ピースボート。
ん?ピースボートって何かって?
東京ではよく見かけるんだけど、船で世界一周しようってポスター見たことない?
ポスターに葉書がくっついてて、値段は100万以上。
その船をまさかイースター島で見るとはw
大海原に浮く大きな船。
大勢の世界一周の夢が詰まっている。
あ~なんかメルヘンだな~と思いました。
しばらく歩いてモアイを見つけつつ撮影。
結構歩いたつもりが地図を見るとそうでもない。
海が奇麗。思わず入りたくなる。
あの遠くに見える崖すら美しく見える。
振り返って島を眺めたところ。
この先を見てもモアイらしき物がみえず、時間は15時近い。
今日はここまでにして宿に戻ることに。
んが、途中でムセオ(博物館)があったので1000ペソ払う。
日本語の解説プリントを渡される。
おお、親切。
こういうのがちゃんと用意されてるってことは、イースター島って意外と日本人観光客が多いって事なのかしら?
解説を読みつつ博物館を見る。
すごく小さい建物なんだけど1時間位居てしまった。
だって解説をじっくり読んでしまったんですもの。
ふだんならそんなの見ないで現物見てそれでおしまい。
この少なめの展示ならじっくり見ても15分くらいか。
んが、小さな見栄が邪魔してしまい、きちんと読んでしまったのだw
建物を出て再び歩き始める。
絶対こっちにいけば宿への近道のはずだ。
舗装されてる道は町の中心部に限られている。
ここは島の博物館だけど中心部から離れている。
途中で見かけた馬の親子。これからお散歩に行くのかな?
自分で柵を押し上げちゃいますw
この道で良いのか?と不安になったころ見知った道に出る。
あー腹減ったなあ。
今日はハンバーガーを食べる予定だ。
てくてく歩いてハンバーガー屋に。
学校が終わった子供達が、小銭でお菓子やアイスを買っていく。ハンバーガーの値段は2000ペソ。
マンゴージュースが1000ペソ。大奮発だ!最初は特に何の感動も覚えなかったハンバーガーだったのだが
ここのアボガドソースはおばちゃんオリジナルの味付けだったようで
帰国するまでこのアボガドソース以上のアボガドに出会わなかった。
もりもり食べてると日本人の初老のおばさまに「はうまっち?」と聞かれる。
ノビーがフォーダラと答える。
きっとピースボートの人なんだろう。
周囲を見回すと日本人がやたらと目につく。
昨日まで全然いなかったのに。
どうりでこのイースター島でジロジロ見られない訳だ。
イースター島は日本人観光客は珍しくないようだ。
ハンバーガーを食べていると、やはりここでも犬が。
話は少し変わるが、まだら模様の犬は天然の保護色だ。
うちのマックりんもまだら模様だったので、木陰に入ると消えてしまうのだw
ここにいた犬もまだら模様。ひっそりと忍びのように餌を待っているw
ピントを切り替えて明るめで撮りなおすとこんな感じw犬ってどうしてこんなに可愛いんだろう・・・。
身体の部位を全て駆使して感情を伝えてくる。
嬉しくって嬉しくってでもちょっぴり遠慮している。
クソ可愛いんだよボケエエエエエエエエエエエエエエエ!!!
ハァハァorz
可愛くてちょっとだけあげる。尻尾ふりふり。
ノビーが食べ終わるのを待っていると
今度は小さい犬がじっと私を見つめている。
うう!この眼差しは熱い!!
かわいーのーと撫で撫ですると、さっきパンを上げた犬が餌をもらえるものと勘違いし
私の腕をベロンベロンなめてきた。
うはあはあははははははははうへへははははは
犬にモテモテなのーーーうぽぽぽぽぽ
ノビーをじっと見つめて、残りのパンをよこせとテレパシーを送るも跳ね返されてしまった。
がっでむ!
すまないお前達、もうパンはないんだ。
許しておくれ。
食べ終わって席を立つと、犬はとっとと違う人にターゲットを移す。
ああんw
宿に残ってるパンは1.5個。
小さいお店に行き、自分用のパンを買う。
あと水。
今日の出費
切手代 780ペソ 1.5ドル
ムセオ入場料 1000ペソ 2ドル
ハンバーガーとマンゴージュース 3000ペソ 6ドル
1.6Lの水とパン3個 1750ペソ
残金 44120ペソ
いま21:50.
外でタバコを吸ってるとエルロイが寝てるのが遠めに見える。
口笛を吹くと反応してこっちにきた。
握りこぶし程のパンを上げる。どうだ満足だろうw
周囲の部屋を見回すと、外人チームはいないようだ。
夜は飲みに行くのかな。やっぱ行動力が違うな。
私はというと最近また便秘気味なので捻り出したいところ。
明日は8時に起きてバギーバギー!
就寝!]]>
38日目 イースターサヴァイバル2日目
http://trhorus.exblog.jp/8049233/
2008-02-13T11:22:00+09:00
2014-08-26T23:55:27+09:00
2008-02-13T11:22:12+09:00
tr.horus
中南米旅行 イースター島
外は明るい。
銀行は8時~13時なので早々に銀行に行きたい所。
ノビーを起こすが起きない。
もう20時間寝てるのではないだろうか?
バニョ行ってから外でタバコを吸う。
半袖に風は肌寒い。海で遊ぶほど暑くはないようだ。
そうそう、ペルーで買った古着のアロハシャツを着ています。
日本人でこんな色のアロハが似合うのは私くらいだろう。ふっふり。
ノビーが起きたので朝食に。
パン1個とサラミとケソ。そしてノビー式コーヒー。
宿を11時くらいに出る。
島に一つだけある教会。私はキリスト教の布教行為に対し長年の恨みを重ね続けてきた。
まず家に訪ねてきて話が長い。断ってもしつこい。宗教というものに反感を覚えた。
歴史を知るにつれ、キリスト教というものが他の文明を破壊した史実を憎むようになった。
しかし・・・しかしだ。
この旅行中に考え方が大きく変わった。
まず言語が統一された。それは凄いこと。
そして少なからずこのイースター島は宣教師達の努力によって発見された。
もちろんインカ帝国とマヤ文明の滅びの元になった。
でもそれだけではないということ。それを自分に諭そう。
この美しい島を最初に発見した宣教師は、まさに想像を絶する旅をしてきたのだろう。
そういう意味で少なからず彼ら宣教師に対して尊敬の念を感じる。
銀行まで歩いて両替に並ぶ。
私は宿代を除いた米ドル123を全部両替。
59409になりました。
確認しろと言われても、目が浮いちゃってて確認できるわけないw
さあ、どうしよっか。
ここの島民は本気でシェスタ(昼寝)の習慣があり14時前には店は閉まってしまう。
そして夕方から夜まで開いている。
早く買い物へ行って落ち着きたい気持ちもあるが
銀行でダラダラ並ばされて疲れてもいる。すぐそばの海岸でお座りしよう。
このイースター島は断崖絶壁だらけで砂浜があるビーチはたったの二箇所しかない。今日は砂浜の手前でお座り。
もちろんズボンを膝までめくり海に入る。
わーつめてえ!
ぎゃー波がーわーわー!
ズボンがぬれたよウワー!
なんて一人で遊んでしまったw
ノビーはクールだからこんな事しないのだ。
私がノビーのそばに戻って足を乾かしていると
地元のママンとまだ保育園くらいの男の子と犬がやってきた。
ママンは岩苔を取りにきたぽい。
男の子も最初はママンのそばにいるが
やはり海の子だ、服を全部脱いですっぽんぽんに。
そのまま海へざっぷーん!するとママンの側にいた犬が慌てて男の子の方へ。
海に入れず、心配そうに男の子を見つめる犬。ああ、家族なんだな~としんみりする。
犬って小さい子を家族として、守るべき者としてちゃんと分かってる。
ママンはどんどん奥の岩場へ。
あっと気が付く犬。
男の子も心配だがママさん行き過ぎっす!
と、今度はママンの方へ。
ママンにぴったり寄り添う犬。
犬って良いわ~。
イースター島はシェパードとシェパードの雑種が多い。
は!そろそろ買い物行こう!
買って帰ってノビーはまた明日の朝まで寝るだろう?
私は一人で散歩に行けばいい。
そう思って買い物へ。
地図で市場と書かれた建物に入る。
半分がお土産市場のようだ。がっでむ!
どれどれどんなお土産があるのかな。
貝のアクセサリー。
鮫の背骨のアクセも豊富。。
でもこれ壊れやすいから二度目は買わないぜ。
定番ぽい石で作ったモアイの置物の安いのは1000ペソ。2ドルだね。
ポストカード4枚分だ。
私は悩んで悩んでポストカード4枚購入。
だってお金ないんだものw
そうこうしてる内に青果市場は閉店。
1店舗だけ開いてたので、バナナいくら?と聞くと
マニャーナ!とおばはんに大声で言われてびびる。
マニャーナは明日って意味。ああ、おっかねえ!
あーあ。
なんだかわからんけど何も買ってねえよw
すぐ側にスーパーがあったので入ってみる。
おお、なんか大きいぞ!
トイレットペーパー2個 700ペソ 1.4ドル 168円
バナナ5本 1040ペソ 2ドル 249円 バナナ激高!
(このドルは116円時のものなので116円で計算)
他に何か必要な物は?
と、ノビーに尋ねても「別にない」と。
う、ううむ。
宿にあるパンは少ないはず。
ノビーは腹が調子悪いっぽいから
考えるのもめんどくさいんだろう。
とりあえず、自分の金で自分の分だけは買おう。
しかし、私はタバコも吸うし良く食べる。
メキシコとペルーでは、毎回腹がパンパンになるほど食べていました。
おやつにドーナツ、ゼリー、アイス。
毎日炭酸ジュースもぐびぐび。
あらゆる嗜好品を好きなだけ摂取してきた醜い生き物です。
そんな私が1日20ドル、1万ペソで生きねばならない。
さてここで問題です。
私は次のうちの何を節約しようと思ったでしょうか?
1.タバコ 禁煙しちゃおう!
2.ご飯 腹が減ってもヤニ優先
3.炭酸ジュース 炭酸ジュース依存症改善案
炭酸ジュースってどうして毎日飲んじゃうんだろ。
こんな風に節約しなきゃいけないのにもかかわらず買っちゃったよ。
しかも空港と同じ350ml缶が600ペソ。日本円で144円。
次に買ったのはタバコ。
銘柄はBelmont 1400ペソ。336円
マルボロは2000ペソ。480円。
↓英語に訳すと killing. 爺さんの喉に穴がポッカリ開いている。本物じゃ・・・ないよな。 インドだかどこかの国のこの手の警告には、本物のがん細胞に犯された人体をモロに載せてる。
そういう写真を見た。おっかねっす(;;
あのただれた唇が目に焼きついて離れない。
あれくらいハードじゃないと自分を戒めることはできねえなあ;;
そんなチープなタバコを3箱購入。60本追加。
この島は日本並の物価なのねw
最後に食料品なんだけど、大きいパン4個のみ。
1267ペソ。$2.6=304円 1個あたり76円。
個人的にこの島のパンは好きだ。
中にみっしり詰まってて食べごたえがある。
パンは個数販売ではなく量り売りだ。
ペルーの空港で余った小銭で買ったチョコがあるので
今後はサラミなんて贅沢はせずにチョコがおかず。
クイズの正解は2番のご飯でした!
タバコ吸ってみたけど、薄くてシンプルな味わいにぜつぼー。
なんだこの強制的な健康さはw
くっそーフィルター際まで吸ってやんよ。
あ、あと日本語ができるネカフェも行ったんだった!
40分で1000ペソ。2ドルだから240円か。
というわけで今日は買い物終了。
銀行での換金率 米$1=483ペソ
(サンチャゴの換金率500)
本日の生活費 9807ペソ=20.3米$x116=2355円
財布にある現金は残り 49650ペソ
102.7米$=11924円
はああああ頑張るよ!!
なんか楽しいよ!!きっとそんな気がする!!
突然にょっきり起きたノビーが「あ~お腹空いた」とバナナを一本食べている。
「ちょっと少ないけど昨日の分と今日の分」と11$と1000ペソ渡して来た。
手元にある残金
11ドル(5313ペソ)
50650ペソ
いやー暇だ!
まだ17:30だよ。
暇すぎて絵葉書二枚も書いちゃったよ。
ああー!!まだ暇だ!!
時間的には夜の19時で、普通なら夕飯食べてテレビ見てまったりしてて良いわけだが
この空の明るさが時間の感覚を狂わせる。
別にテレビ見て座ってて構わないのに出かけなきゃいけないような!
そんな気にさせるんだああ。
というわけで19時に一人で散歩へ。
どうもノビーは本格的に腹が痛いようだ。
なのでそっとしておこう。
全然暗くなる気配がない19時過ぎの村を歩く。
結構な人で賑わっている。
観光客の姿よりも地元の人が多く感じる。若い世代。
私は歩いてない道を歩きたく、インフォメーションセンターでもらった地図を片手にきょろきょろと中心部へ。
この角を曲がらずに真っすぐ行ってみよう。
↓行く途中で見たお庭に居た犬とニワトリ。近寄ったら偉い勢いで犬に怒られたw
小さなお土産屋と飲食店が連なっている。
ふとお店を見るとMapの文字が目に入った。
お、地図か。欲しいな。
なんと言っても情報が少ないのだ。
予定の立てようがないほどにw
確かにインフォメーションセンターからもらった島全体マップもあるのだが、それでは情報が足りない。
売り物の地図はどんな情報があるのだろう。
店に入ると、入ってすぐのカウンターに地図が2種類置いてある。
3000ペソ$6と、4000ペソ$8がある。
見比べているとおばさんがもう一つ持って来てくれた。
まあ見ていきなさいよ、私はあっちに座ってるという感じ。
その地図が思ったより良く、徒歩で何分かかるとか
どこから何処まで何で何時間とか書いてあり
地図にも色んな表示があって計画立てやすそうなのだ。
これは良いけど金が無い!
おばさんにニッコリ笑いかける。
「あー、クレジットカードおk?」
ええ、もちろん!的な顔と言葉が返って来た。
しかし?
日本ではカード利用する際に最低利用金額が決まってる店が多い。
たかが7ドルでカードが使えるの?
最低利用金額はいくらですか?
なんて尋ねられる語学力なんかない。
あーうー
クレジットカード?
きゃんユーズぷらいす?えへ
もちろん通じるわけがない。
3500ペソ、クレジットカード おk??
おk、ノープロブレム!と返事がくる。
ふむ、マジですか。
お、おーけい。あーウェイト。
店内をキョロキョロ見回し他に何かないか物色。
しかし残念ながら欲しい物はコーラしかない。
!!!!!
おばさんおばさん!
このコークもクレジットカードおk?w
オフコース!
まじでええええええええええええ
カードが神様に見えてきた!!!!!!
あと申し訳程度にイースター島ワッペンも追加。
これでクレジットカードを使用。
コーラ6缶をビニールに入れてもらう。
うはははははははは!
そのまま散策再開。↓馬に乗ってポクポクと移動中の少年達。この子達にとって馬は身近な交通手段として当たり前なんだね。羨ましい(==
レンタカー屋が何件かあるので、目についた一件に入りレンタカー ワンデイ くあんとクエスタ?とスペイン語と英語のミックスで聞いてしまった。
それでもしっかり答えてくれるのがプロ!
よっんだっぶるでぃー?と聞いて来たので
いやー しーしー。
すると料金表を渡された。
うわ、50ドルくらいと聞いていたが70ドルかよ!
でもまあそんなもんでしょ。
バイクはスクーターもあって20ドル。安いな。
でも私はスクーターの起動の仕方が分からないのだ。
キック式のバイクしか乗ったことないんだもん;
それにバイク2人乗りして転んだら大変だ。
安全に車を…。
いや左ハンドルのマニュアルの右側通行なのよね。
もうなるようになるしかない!!!
店を出てしばらく進む。
これ以上行く元気が急になくなったので戻ることに。
近道発見しつつ宿に戻る。
宿の外では例の白人女性が二人でご飯の準備をしている。
おらー!と挨拶。
すると今日はどこへ行って来たの?と聞かれたので
「ああー、マイフレンド はばシック。」
するとアラ残念ねって顔。
だから地図買って来たと単語でしゃべる私。
地図を見せると良い地図ねと言われる。
は~外人のこういった会話は社交辞令なのだろうか?
彼女は地図を指さし、今日はレンタカーでここを回って来たのと言う。
わーいいなー!
と、言葉が出てこないのでグーッド、ムイビエン!しか言えない私;
コーラを冷蔵庫へ。
そして地図を返してもらってチャーウとさよなら。
あああなんかすげえ体力使うよ!!w
部屋に戻るとノビーが「おかえり」と反応した。
地図を見せると異常なほどの反応をしめす。
そう、ノビーは地図も大好き。
スペイン語と英語で書かれた情報を黙々と読み始めるノビー。
奴があのモードに入れば安心だ。
明後日には行動に移せるだろう。
と、ここまでで20:30.
外はまだ明るい!
21:20になってようやく暗くなった。
そしてパンを1個食べる。
窓の外を見るとシェパードのエルロイがいた。
ピュイっと口笛を吹く。
こっちを向いたのでパンをちぎって投げると
ぱっくりと食いついてきた!
パン半分あげておしまい。
だって今回はかなりギリギリなんだもんw
お前はおうちの人から餌もらえるだろう。
しかしエルロイは諦めない。
窓の外でお座りして部屋の中をじっと見ている。
かわいいwしかしもらえないのを悟って家に戻って行った。
帰国したいまも尚、エルロイの事を思い出しては微笑んでしまう。
あいつ可愛かったなあ。
今夜は映画アレキサンダーがやるようだ。
Hoy=今日
CMでオイ!!と言ってたので今日だ。
この今日を指す「オイ!」を子供の教育番組で連発して「オイ!オイ!」と言ってるのを聞いた時、何をそんなに子供相手に脅してるんだと笑ってしまったw
はー。シャワー入ってこよう。
アレキサンダー始まっちゃった。
シャワーから出て外でタバコを吸う。
星空を見てみたが、そんなにいっぱいない。
おしまい
オマケ:宿の庭の空気感が良く出てるお気に入りの写真。これは5枚のうち1枚だけ上手く撮れてた。]]>
37日目 夢のイースター島到着!!
http://trhorus.exblog.jp/8045192/
2008-02-12T09:17:00+09:00
2014-08-26T23:55:27+09:00
2008-02-12T09:15:11+09:00
tr.horus
中南米旅行 イースター島
ただいまチリのサンチャゴ空港に着きました。
度重なる飛行機の輸送の末、リュック上部の手提げの部分の片方の糸が切れてしまい
取っ手がプランプラン状態に。そんな吉田カバンを受け取りショック。
さらにその部分にくくっていたチェーン付きのカギまで無い始末。
憤りを通り越しただただ残念だ。makimakiすまねえorz
なんとか他の部分に負担をかけないよう手ぬぐいで補う。
時差で二時間ほど?進み、いまは朝7:07.
うとうとしか寝て無いのに起こされた感じで非常に眠い。
さらにお腹が非常に減っている。
入国審査は記入漏れではじかれた。
あっちのテーブルで書き直せと言われる。
ノビーのを丸写しなので何が悪いのか分からず。
きっとノビーも同じこと言われてあっちのテーブルにいるかな?とテーブルに向かうが外人しかいない!やべえ!いきなり冷や汗。多分、ここにパスポートの番号で。
後なんだろう?と外の人のを覗くけど違う紙だ!
すると並んでる人が覗き込んで来て「こことここだ」と言いながら、なんだかんだ書いてくれたw ムチャスグラシアス!! 親切な人が多いな~。
再度並ぶのが日本人的なのだが、度重なる外人の図々しさ(自己主張らしい)に頭に来てるので最後尾には行かず、空いたところにしゅるりと入ることに成功。
次は何も言われる事なく入国審査通過。
うーむ、こんなもんなのかねえ。
入国してすぐに今度はイースター島へ。
手続きを済ませてリュックを預ける。
後は飛行機に乗るだけ。
空港内にあるオブジェ↓よく見ると旅行カバンでできていますw
いや~腹も減ったし喉も渇いた。
お!自販機だよ、買おう買おう。しかしまだ現地通貨を持ってない。
空港はドルが通じると思っていた。
うーん
じゃあATMで降ろそう!と思ったのだが、思い返せばカード入れは
すでに預けたリュックの中だった事件発生。
しまったああああああああ!!!!
まあイースター島で降ろせばいいか。
でも島の方がレート悪そうだな。
しかしもうどうにもならない。
はああああコーラが飲みたい。
自販機の値段良く見ると$600って書いてある。いったいどういう…。
今はもうイースター島行きの飛行機を待つ場所でこれを書いている。
免税店コーナーがあるんだけど、リマの免税店は米$価格も表示されていたのに
ここサンチャゴは現地通貨のみの表示だ。
はああ水飲みたい。機内食まで我慢なんて。
やっと時間が来て飛行機に乗り込む。なんか奇麗な飛行機だな。
お!各自モニター付きの良い飛行機じゃん!好きな映画見れるぞ~。
ほうほう、このリモコンもコントローラーになってるね。
アメリカン航空よりも質が良いな。内容に期待。
映画はなんとヘアスプレーがあるじゃないですか!
見る見るもう一回見る!ぐっもーにーんぼーるちも~~♪
あとファンタスティック・フォー
レミーのなんとかレストランとか、楽しげなもの有り。
ゲームはテトリスはもちろん、アクションゲームもあった。
中でも一番楽しげだったのは「みのもんたじゃないミリオネア」
外国語だから遊べなかったけど、前で遊んでる人のを覗いたらおもしろそうだったw
私はヘアスプレーを見たあとムーランルージュ。
ムーランルージュは早送りして良い歌の所だけ聞いたw
外にもいじれば色々あったんだけど、途中で操作性の違うテトリスにはまってしまった。
操作性が違うだけでこんなに難しい。
その後もう一回ヘアスプレー。
飛行機の窓から↓ 海の青さが綺麗。
そしてようやく憧れのイースター島に着きました!!
うわー実感わかねえ。
空港を出ると「やばい、これは何か失敗してる気がする」
いやな予感。
空港に銀行や両替のような施設が見当たらない。
現地マネーのないまま宿交渉開始。
ペルーのように向こうから言い寄って来るものだと思ってたんだが来ない。
あれれ?
小さい空港の建物の中にカウンターがある。
そこで紹介してくれるのかな?
聞いてみると確かに紹介はしてくれたが、その人=宿の人のようだ。
外にも人がいたので全員に聞いてみた。
どうもこのチリ通貨のペソ表示にはうろたえてしまう。
だってコーラが$600だべ?
ホテル1泊1人で$9000
たっか!って思っちゃうんだけど、US$=500がレートなのでUS$18くらい。
でも今までのペルーの宿代はUS$6くらいだったから高いっちゃ高い。
でもこっちは高いと聞いてたので仕方ない。
一番最後に聞いた宿が1泊US$14.
7日間泊まって98.
テレビあるよと言われて「え?ホント?」と決める私。
車で宿に連れ行ってもらう。
真っ青な海、真っ青な空、眩しい太陽。
そんなありきたりな言葉がそのまんまの風景に感動する。
ああ沖縄みてえだ、と私の小さい世界観が感動するw
宿に着くと白人女性が二人日光浴している。
うわー!緊張して来た!!!w
車から降りて部屋を見ておkを出す。
台帳に名前を書く。
部屋に戻ってベッドで荷を解く。
ここは洗濯が干せそうな棚がいっぱいあって素敵。
勇気を出して外人にチリの米$レートを聞きにいくべく
ノビーに前もって単語を聞く。えくすちぇんじ!
日焼けする外人に近寄る怪しい陰。
私 はろー?
外 ??
私 あー うーん えー
プリーズ ティーチミー にっかり
外 ? OK
私 エクスチェンジ~?ワンダラー ディスプレイス?
外 ?
外 ア~、500 500
私 おおう!ぐらっしゃす!にっこり
私は部屋に戻り武装を解く。
はあはあぜえぜえ
この人たちは感じが悪くない。
ニヤニヤ笑ったりあからさまにケタケタ笑ったりしなかった。
ああノビーはいいな、自分の気持ちが言えるから。
そうノビーに言うと「言葉は使えても仲良くなろうと思わないからね」とキッパリw
後々ノビーの対外人マナーを見ると、自己紹介をしつつ握手するようだ!
これは良く映画で見るシーンだ。
これは見習わねば!!
さて。
実はチリに関しては全くの無知識なんです。
イースター島だけだし、それだけの為に地球の歩き方を買うには高すぎる。
なので、まず地図を手に入れることから。
いや現地通貨を先に手に入れるべきか。
どっちも早急に必要。
ベッドに転がって微動だにしない疲れ果てたノビー。
私がごそごそ支度をしているとむっくり起き上がる。
二人で宿を出る。
うわーうわー奇麗だー南国だー!写真パシャパシャ。
晴れると死ぬほど奇麗だ。
いやたまげた~。
色が違う。
↓宿の側の空き地にあった謎の建築物。@マークがあるのでNETカフェなんだろうけど中には何もなかった。
↓レストランの看板 ん?あれ?日本語だy
ばいしし~にふいと読むんだろうねw
人に道を尋ね尋ねインフォメーションセンターを探す。
長いこと歩くとATMがぽつんと立っている!
おほ!良かった!
いやーここで金降ろせなかったらどうなるかと思ったよ。
あーっはっは。
!!
のびいいいいいいいいいいいいいいっっ
PLUSマークが付いてないよおおおおおおおお
試したがやっぱりお金は降ろせず。
ノビーも降ろせず。
くう、もっとサンチャゴ空港でしっかり意識してお金降ろしておくべきだったorz
いや後悔してても仕方ない、どうしたらいい?
ノビーはトラベラーズチェックと米$があるという。
それをこっちで換金すると。
私は??
確かまだ腰巻きベルトに入ってたな。それと財布に50ドル。
それ次第だ。
島の換金屋のレートは485.
急に雲行きが怪しくなって来た。とりあえず今日、現地通貨を得よう。
次にインフォメーションセンターを探し地図をもらう。
モアイの位置とか、日本語版の町の地図ももらえた!
わーすごいな。
日本語の地図を見てると、なんとイースター島にも日本語可能なネカフェがあるぽい!
まじか!
いままでワラスもナスカも無かったので助かる!
ん?あれ?
海際に立ってるのってモアイ?
え~うそくせ~。本物見ても第一声が「うそくせえ」な私w
近くに行って写真を撮る。
まじまじと見るもいまだに信じられない私。
だって足元補修されてんじゃん。一個しかないし小さいし。
そんなのだめだもん。そんなんじゃ感動しないもんね。
こんなんで感動してやるもんか!
わざわざここまで来た日本人なめんなよ。
しばらくモアイよりも奇麗な海に見とれる。
うはー。ああいう青色は初めて見るな。
はー。
と、ただただ感嘆。
しかしいつまでもボケーっとしてられなのでノビーのトラベラーズチェックを換金しにいくことに。
とりあえず現地通貨を得なければ。
と、さっき行った店に行くと換金は15時まで!
いま15時16分!うはおk!
どうしようwwwww
ドルが使える店、またはカードが使える店探そう!
その店の通りに小さなスーパーがあったので入店。
パン、中国製のカップ麺、パスタ、ケソ、サラミ、ハム、リンゴ、飲み物と一通り揃っている。
まずノビーがクレジットカードが使えるか聞くも
店員がノビーのスペイン語を分かってくれない。
そこで買い物をしていた老夫婦がノビーに英語できるか?と聞いてきた。
ノビーは水を得た魚のように英語で話し出した。
お婆ちゃんがウンウンと頷き、それを店員さんに伝える。
クレジットカードは使えないと返事がきた。
あちゃー!
するとお爺ちゃんの方が、すぐそこで換金できるよ?
17時までやってるはずだ、という。
しかしノビーは換金は15時までと言われたと報告。
ああ、可愛そうねって顔の老夫婦。
すると店員が450のレートでドルで売っても良いと言ってくれた。
感謝感謝!!
いま私の財布に入ってる現金が50ドル。
450で計算して大体20000ペソの買い物が可能。
1.6Lの水2本
パン6個
チーズ10枚
切ってあるサラミ1パック
ヨーグルト4個
ファンタオレンジ350ml缶1個これで27ドルだった。
とりあえず現金を数えに宿に戻る。
お土産にモアイの石像なんて洒落を言ってる場合じゃないw
宿に戻って現金を数えてみると223ドルあった。
ノビーもトラベラーズチェックを合わせて200ドル。
このうち98ドルが1週間の宿代だ。
さっきの食料は二人で一日ももたない(私が)。
ヨーグルトとファンタオレンジは今後買わないとして
サラミも贅沢品(2500ペソ)だから次は買うまい。
チーズとパンとトマトか卵でも買おう。
キッチンのある宿なので自炊が可能なのだ。
残の日数は6日。
6x30=180ドル
1日2人で30ドルに押さえればギリギリ生きていけるww
しかしノビーのトラベラーズチェックは手数料を取られるの全額を期待できるわけではない。
ネカフェなんか行ってる場合じゃないw
でもこれじゃ、私がかなりひもじい思いをする。
メヒコとペルーで好きなだけ食べていただけに我慢しなければ。
ノビーと話をして、一日のうち一食をカードが使える店でカードで食べればなんとかなるぞと。
これは良いアイデア。
宿に戻って大きいパンを一個とサラミとチーズを食べた。
うまいw
サラミは贅沢品だ!!でも最高ww
レンタカーはカードで払おう。
はあはあ。どうなるイースターアイランド!w
ノビーはまた寝てしまった。
夜になったらヨーグルトだけで寝るのかな。
そんなわけで、南の島で節約生活スタート!w
今、夜の7:30なのだけどまだまだ外は明るい。
まだ全然青空。
そろそろ夕飯なんだろうけど、そんな気になれないw
は!
乗馬トレッキングができない………orz
いやまてタバコの残りは?!
4箱と15本!
ごめんウソついた、3箱と21本だった。
残された本数は81本。
6で割ると? 1日13.5本!?
よく分からない。全然わかんない。
いやー困ったな。
いつもは入国の際免税店で買うのに。
寝起きの頭は信じちゃいけねえな。
いま21時なんだけど子供は外で遊んでるしニワトリもコケッッコと鳴き
日曜大工のような電動ノコギリの音はまだ鳴り響いている。
それほどまだ明るい。
ノビーはまだ寝ている。
きっとこのまま寝て夕飯代を節約しようってんだろう。
体調怖さなきゃいいけど。
そんなノビーの横でパン1個とヨーグルト消費。
パン1個という所に私の節約の気持ちがあるの!
ふあああ。
あ、冬のソナタの時間じゃん?
リモコンないからベッドからでてチャンネル変えるも冬のソナタやってなすw
あ、そっか。ペルーテレビじゃねえからだw
ここはチリだった。
さあ!どうなるサヴァイバル!?
つづく]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/