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2006年 08月 07日
前もお話したが、改めて説明しよう。
姉の子供に中二の兄と小五の弟君がいる。 私は痩せた兄を贔屓目に見てしまい、意地悪な弟君に厳しくしてしまう。 何故か。 答えは至って簡単、弟君の性格が「ケチでズルイ」からである。 つい先日、親戚が集まってご飯を食べている時のこと。 食卓には大人が食べ残した生ウニの皿があった。 何故食べ残しかというと、この姉は必ず遅刻するので みんなは待ちきれなくなって食事開始してしまったのだ。 遅刻してきた弟君は食卓に着き、ウニに目を光らせた。 弟君 「パクパクパク!」 一瞬でウニ完食 私 「てっ・・・てめえ!兄ちゃんの分残しておかなかったのか??」 弟君 「だって食べちゃったんだもーん」 私 「・・・・・・・・・・・・・ったくお前は意地汚い子だ。」 トランプやれば周囲の手札を盗み見し、 手札が悪ければ交換してよと他人にせがむ。 負ければうっすらと目に涙を滲ませ、前回は兄の顔を蹴っ飛ばした。 ちょっとやそっとじゃこのクソガキは改心させらんね。 子供でケチってのは、なんとも見苦しい。 でも家計が苦しいから、ウニがあったら思わず食べてしまうのかもしれない。 でも、だからこそ兄弟で譲り合う精神があって欲しい・・・。 「お前な、そんなんじゃ友達いなくなるぞ?」と真面目に叱ったりした。 自分さえ良ければいい。 そういう考え方が大嫌いだった。 そして夏休みになった。 姉から「お昼ご飯をつくりに来て欲しい」と言われた。 へ? 今が一番大事なときだから、この夏だけお願い!と言われた。 兄も弟君も夏期講習とやらで忙しい。 その隙間にご飯を食べに帰ってくるので作って欲しい・・・。 ちと何か間違ってないか? そんなもん、朝のうちに作って冷蔵庫に入れておけば良いんじゃないか?と思いつつ 本音を聞けば、中二の兄が何か悪いことをしないか見てて欲しいと。 は? 子供を信じるって、こう言うところを信じるんじゃないの? この姉は「信じる=勉強をしっかりやる」と思っているんだろう・・・。 とりあえずお昼ご飯を作りにいった。 キッチンにはスパゲッティの麺とトマト缶が置かれていた。 むむ。 パスタはお任せ! が、しかし、驚いたことに「にんにく」というものが無く その代わりに「にんにく」の下ろしたのが入ってるチューブがあった。 わさびみたいな感じ。ちょっとショックを受けた私。 タマネギをスライスして、ソーセージとにんにくを炒める。 トマト缶の中身を入れて、これだけじゃ味でねえぞ?と思い、 兄のほうに姉の調理法を聞くと「ケチャップ入れるんだよー」と返事が返ってきた。 ケチャップ・・・入れるのか・・・。 なんか生のトマト缶入れたわりには邪道な気がしたんだが仕方ない。 適当に味見しつつ、兄に食わせると「ウマイ!」と褒められた。 えへw そうかなー?w なんて正直に嬉しかった。 兄がご飯を食べて部活に行くと、それと入れ替わりに弟君が帰ってきた。 弟君が帰ってくる頃には麺がダマになっちゃってたので フライパンでさっきのソースと絡ませて弟君に出した。 「う、うめえ!」 バクバク頬張る弟君。 「そういわれると嬉しいもんだな」と、ちょっとテレた。 弟君は食べながらもう一回「うめえ」と言った。 この「うめえ」はお世辞ではなく、思わず口から出ちゃったような言い方だった。 タマネギって何やっても美味しいんだぜっと熱く語ってしまった。 いままで弟君に対して厳しく接してきた私が たったこんな事で弟君に対して気を緩めてしまった。 正直に嬉しかったし、嬉しいと思った自分がハズカシイっつうかなんつうか。 親心ってこう言うものなのかね、などと考えながら洗い物をした。 姉の家庭は色々切り詰めている。 子供の居る家庭なら当然のこと。 だから料理して、ちょっと少ないかなと思うと 自分の分は少なくして甥っ子に分けるようにしている。 自分は家に帰ればいくらでも食べれるし、作り直すのメンドクサいしw すると弟君が私に気を使った。 「え?そっち少ないじゃん・・・」 「あ?良いんだよ、こう暑くっちゃ食欲がなくってね。」 その後、いままでケチでせこいやっちゃと思っていた弟君が 「ねえ、アイス食べなよ。」といきなり私にアイスを渡してきた。 「え?お前は食べないの?母ちゃんに言われたのか?w」 「いや、そういうんじゃないよ。ボクはいいから食べて。」 むむむ?一体どうしたっていうんだ?? 「いやでも、子供が食べない手前、大人だけアイスを食べるとか出来ないぞ。」 「んー、いいから食べて。」 ここは素直に食べておくか。 「ありがとう、遠慮なくいただきます^^」 弟君の意外な一面を見てしまった。 しかし、これだけではないのだ。 この日とは違う日に、私はあまりの暑さに耐えかね ミニストップというコンビニに向かった。 家で留守番しているのは私と弟君。 2人分のハロハロというアイスを買い、他の家族3人分には普通のアイスを買った。 買って家に戻ると、兄のほうが帰宅していて 急いで塾に送ってってくれーと悲痛な叫びを上げているw 弟君に向かって「先にアイス食べといて、他のは冷凍庫に入れといて。」と言い 慌てて兄のほうを塾に乗せていった。 塾から帰ってくると、弟君が私に向かって「早く早く!」と言っている。 なにかやらかしてしまったのかと心配になって、慌てて家に入ると 冷凍庫からハロハロを二つ取り出し「待ってたんだよ」と・・・ あの!弟君が言ったのだ!!!!驚 あまりの驚きに「へ?」と言う顔をすると 「一口食べたらすごい美味しかったから 2人で食べた方が美味しいと思って待ってたんだよ」 え?なに?エ? お前、ちょっと前まで意地汚くてがっつきで 自分さえ良ければ良いと考えてたクソガキだったよね? え?え?ええええええええええええええええ!!!!! 次の時も彼は私に親切な面を見せた。 庭にあるブルーベリーの木から実を取ってきて 3つ取ってきたうちの2つを私にくれると言うのだ。 いや、いくらなんでも・・・と遠慮して 「一個で良いよ」と言うと、一番大きな実を私にくれたのだ。 へーーー、お前がねえ・・・ 私は驚くことしかできなかった。 でも、なんだろう、この胸の暖かさは。 いままで見ることがなかった弟君の一面。 他にも色々と笑わせてくれたけど こうやって知らないうちに大人になっちまって いつかは変声期終わりたての低い声で 「こんばんはー」とか言いやがるんだろうなーと思うと、ついつい笑ってしまう。 なんとなく手伝いに行ってるけど この夏に彼らに触れ合うことが出来てよかった。 おしまい
by tr.horus
| 2006-08-07 20:58
| リアル日記
|
Comments(12)
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at 2006-08-07 22:55
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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tr.horus at 2006-08-08 01:24
>光秀
いい内容じゃないか、非公開なんてもったいない! こう言うことを真面目に考えられるってことが一番大事なのさ。 自分らの夏休みって、学校のプール行って判子押してもらって 家に帰って昼飯食って、濡れた水着もって今度は市営プール。 市営プールの帰りに皆でアイス食べたりして帰るんだよね。 100円握り締めて遊びが出来る時代だったからな・・・。 入場料50円で、残った50円でロッカー代10円で30円のアイスかって10円のお菓子買って・・・。 宿題なんかもちろんやってねえ。最終日に怒られながらやったさ。 でも今の時代は不景気で何するにも金がかかる。 それでも冷めない親の教育熱。 子供は携帯持って塾が終わったとママに電話。 親は子供の教育費を稼ぐために夜遅くまで働き 子供はコンビニご飯を食べて宿題やって寝る。 電車に乗れば塾帰りの子供の声がする。 あのテストはどうだったとか、それは間違ってるよとか いい点数を取って仲間を見下す態度が目に余る。 子供らしい子供が居なくなってしまった。 夏は虫を採り、川原で遊び、スイカ食って花火するもんなんだ。
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tr.horus at 2006-08-08 01:38
>光秀2
教育に100%正しい答えはないと思っている。 私のように、他所の子に干渉しすぎるのも良くないと思う。 でも誰かが助けてあげなくちゃ、あいつら息詰まってしんじまうよ。 勉強苦手だから塾に行かされる。 だが、それは勉強の量が増えるだけで 結局やる気のない子供たちは見放されてゆく。 塾に行かせる為に仕事に行く時間を 子供と一緒に問題を解く時間にしたほうが良いと思うのだ。 でも、親じゃ勉強分からないから、やっぱ塾という流れになるのだろうが、結局のところ、塾も学校も大して変わらない。ただ無闇に勉強量を増やし、子供に一層のストレスをかけてしまっているのだ。 本当に良い勉強。 本当に良い塾。 本当に良い教育。 ハッキリ言ってそんなもんはない。 光秀の言う「子供で居られる時間の短さ」 これは本当にいい言葉で、ハッと気付かされた。 しかし、子供の頃というのは大人になりたがる。 自ら望んで子供という時間を短くしてしまう子もいる。 我々が思っている以上に、現代の子供というのは短期化してきているのではないだろうか。
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tr.horus at 2006-08-08 01:51
>光秀3
もう、我々が抱いている子供像というものは 今の子供にとって「ウザイ」ものなのではないだろうか。 垂れ流される情報に身を任せ、彼らの意識はどこへ向かうのか。 小5の甥っ子が「携帯電話が欲しい」と言った時 私は思わず諭してしまったが、私は甥っ子にとって「話しの通じない頑固頭」と思われているんだろう。 子供にとって良いこと悪いこと。 子供が望むままを親が与えるのはもちろん間違っているが どこをどう躾けていいのか、それが分からない親は周りに流され見本を探し続けるものなのかもしれない。 子供が親を刺す、自殺する。 もうここまでのっぴきならない状況がすぐ隣までやってきているというのに、日本の教育はどこへ向かうのだろう。 ゆとり教育も失敗に終わり、ゆとり教育で育ってきた子供はこれから痛い目を見なければいけない。 教育ってものを根本から見直す時期なんだと思う。 それにはまず、親が自分の子供を信じ行動することだと思う。 他人任せの塾通いではなく、もっと家族で会話をしよう。 でもそうすると、今度は労働の話になっちゃうんだよね。
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tr.horus at 2006-08-08 01:51
>光秀4
・・・でも、結局のところ 我々が何を言おうが「じゃあテメーで育ててみろ!」と 現役の親たちにぶん殴られるだろう。 実姉に「そういうのは自分の子供に言いな」って言われたのが 今迄で一番きつい言葉だった。 何が正しくて何が間違っているのか。 子供を1人も育てていない我々にとって、考え悩むことすら許されないことなのかもしれん。 すっげー長い返事でゴメンよorz 結局何が言いたいのか分からなくなっちゃったのでオシマイ;
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シュレナ
at 2006-08-08 17:08
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教育している本人は必死だからまわりなんか見えていないよ。
だからまわりからしたら見えている子供のシグナルに親が気づけないんだもん。 自分で手一杯。 子供が産まれたときは大抵親なんて「多少馬鹿でも良いんだよ、元気に育ってくれれば」と思うものです。 産まれたときには五体満足なら多少顔の造作が他の赤ちゃんに比べて見劣りしたとしても我が子が一番かわいいと思うものです。 いや、五体満足じゃなくても何か障害があっても我が子が一番だよ。 前に知っている人が「俺の子だからどんな子が生まれたってかわいいに決まっている!たとえ指の数が多かろうが少なかろうが、目が3つあったって俺は可愛いと思う。まあ目が3つあったらかわいそうかもしれないけど俺はかわいいと思う」と妊婦の奥さんの前で話していたけど、これが普通の感覚だと思うよ。 ・・・学校へ行くようになって成長してくるとどんどん欲が出てくるんだろうね。 だから又さんが色々と意見を言うのは良いことだと思うよ?身内なんだから他人に言われるより遺恨も残さないでしょ。 コメントに対する又さんの返事に対してのコメントだから上の弟くんと話がずれているんだけど・・・^^;
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Cho
at 2006-08-08 21:33
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takarin
at 2006-08-09 01:44
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勉強だけできればそれでいいのか?
勉強で誰よりも一番になる為に周りは全てライバルになり 協調性なんてカケラもなくなるであろう。 そんな人間が社会出てうまくやれるか?っつったらそーじゃないよね 最近確かに学歴社会で、ある程度は必要だとは思う けどね やっぱ勉強以外の事を教えてあげる。あげられるのが両親とかなんじゃなかろうか 私はホルちゃんがやってる事は絶対大事なことだと思うよ? 当事者の姉様が出来ない事、見えないことをしてあげればいいと思う 私はさ 私の母親と一緒に算数をやったのを今でも覚えてる 母親にしてみれば遠い記憶なのに 「あれ?w」とか言いながらやってる母を見ながら一緒にやったよ そんな母親を私は今でも思い出す 数学は得意!ではないが好き♪て思えるのは母のお陰です。
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tr.horus at 2006-08-09 17:41
>シュレナさん
子供を諭す前に、まず私の姉を諭す方が正しいのだけど 前にも言ったように、この姉は話が一方通行なのでキッツイ。 なので私は子供に直接語りかけるしかないと思った。 君たちが生まれてきてくれて嬉しかった事、楽しかった事。 色んな思い出話をしたり、今後の話を聞いたり親の悪口を聞いたりw 私が中学生の時にやった悪いことと、その対処法や 中学校時代に遭った嫌な思い出も話してみた。 でも、彼らから学校に関する悩みを聞きだすことが出来ない。 やっぱそういうのは親なんだろうなーなんて思う。 そう思うと、どんな親でも彼らにとってはやっぱ親であって 血というものの濃さを感じる。 私が出来ることってなんだろうね。 シュレナさんが言う「身内だからこそ」ってのは頷ける。 てか、あの姉に限っては「身内しか」対処できなそうorz 姉が苦手だががんばってみるよ;;
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tr.horus at 2006-08-09 17:44
>Cho
ツンデレ!!!!!wwwww そうかも!!!!!!wwwww しっかし、生意気なクソガキって思ってたら アイス食べるの待ってたとかさー、ほんと驚いちゃったよ。 ハロハロ食べたことないっていうからさ あんなウマイもん食ったことがねーのか!って買ってあげたわけ。 小躍りしながら食ってたよw
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tr.horus at 2006-08-09 17:53
>takarin
>>そんな母親を私は今でも思い出す これ良いねー・・・。この一節使えるよ!!!胸がキュンってなった。 弟君は兄を見下してて根性が悪い。 そんな弟君に対して私が言った言葉は冷たいかもしれない。 ・お兄ちゃんに向かって「オマエ」って言うな ・中学校と小学校のテストの点数なんざ比べもんになんねえよ ・お前はそのうち友達居なくなるぞ などなど。 お兄ちゃんの身体は細くて、腕っ節は弟に敗戦の模様。 母親のヒステリー、弟のワンパク。 これに挟まれてるお兄ちゃんは「諦める」ことに慣れてしまっている。 私はそれを指摘して、同情しつつもそれが心配だと言った。 言い訳しがちで諦めが早い。 私はこの兄ちゃんばかり贔屓にしてしまう。 でも、一緒に勉強しててもボケっと宙を眺め、 ボーっとしてるぞ?と注意しても集中できない。
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tr.horus at 2006-08-09 18:00
>takarin
はっきり言って、お前は勉強が嫌いのようだ。 でもね、誰でも中学校二年くらいで躓くよと慰めた。 これ以上成績を上げることは考えないで良い。 これを維持すれば良いよ、そして高校は高望みするな。 ギリギリランクの高校に行っても、授業が辛い。 これ以上、自分(兄ちゃん自身)を苦しめないようにしてくれ。 ああ、でも英語だけはやっとけ。 他は何もできなくて良い。英語だけはやっとけ^^ 英語は勉強だけじゃなく、どこへ行っても役に立つから。 こう、兄ちゃんには言ったんだけど・・・。 姉とはまるっきり反対の方針を言ってるので、いつか姉に怒られそうだけど、まいっかw
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