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2006年 07月 11日
前の職場で買った「赤毛のアン DVD12巻SET」一枚200円。
何故そんな安く入手できたのかは内緒です。 これはハウス食品のやつでして、見たことがなかったので買いました。 んで・・・今頃になってやっと全話見終わりました。 感想は・・・ 感想は・・・ かんそうは・・・・・ うあああああああああああああああああマシューーーーーーッッ(;ロ;) なんでおめえさん死んじまったんだよううううううううううううううううううううううう うあおあおあおあおああああああああああマシュウウウウウウウウウウ>< ボロッボロ泣いた。 涙がとめどなく流れた。 孤児だったアンを育ててくれたマリラとマシュー。 マシューはカスバート家の長男で女が苦手(極度のあがり症)。 マリラはマシューの妹で、質素な生活を好み信心深い。 2人とも独身で子供はなく、年取ったマシューの代わりに力仕事をしてくれる男の子が欲しかった。 孤児を迎えにマシューが駅までいくと、驚いたことにそこには女の子が立っていた。 マシューはそこで追い払うことなんて出来ず 黙ってアンをマリラの元へと連れて帰った。 アンは非常に感受性の高い子で マシューの馬車に揺られて眺める風景の一つ一つが美しい宝物になった。 家についてマリラがアンを見てこう言った。 「なんだねこの子は!男の子はどうしたんだね?」 とても強い口調だった。 マシューはハッキリ意見を述べることが苦手のようで マリラのきつい口調の前では口ごもることしかできなかった。 「自分が女だからいらない子なんだ」とアンが狂ったように泣き出した。 あまりの激しい泣きかたにマリラも面食らい、その晩はアンをカスバート家に泊めた。 アンの性格と言うのは、とても空想が好きで、いつも空想に胸を膨らませている。 それを延々と話してお喋りの止まらない女の子で、そしてとても癇癪持ちで頑固であった。 空想全開で猛烈なトークをかまし、マリラもマシューも呆気に取られていた。 私自身、アンのこういう面を「もう少し静かにしていい子にしてなくちゃ;」と テレビを見ながらヤキモキするほどだ。 結局アンはカスバート家に引き取られることになった。 マシューはそれを喜び、アンももちろん大騒ぎして喜んだ。 マリラはアンの妄想や落ち着きのないところを叱りながらも アンを責任を持って育てると心に決めていた。 とにかく突拍子もない事をしでかすアン・シャーリー。 見ている私でさえハラハラして叱りたいとすら思ったw 最初の方の話はあまり面白みがなかったんだけど ずっと見ているうちに、自分がマリラとマシューになった気持ちでアンを見ていた。 マリラはアンを日曜学校に行かせ、学校にも行かせてあげた。 無駄なこと、見栄を張ること、派手なことが嫌いなマリラ。 マリラがアンに作った服は、いずれもシンプルで動きやすいデザイン。 アンが「袖の膨らんだ服が欲しいの」とマリラにいうと 「膨らんだ袖の分の布で他の服が作れる」と言ってアンを叱った。 アンは服のことは二度は言わなかった。アンはそういう賢い面もあった。 そんなある日、アンの友達がアンの家に遊びに来ているとき マシューはそれを見て「アンが何か他の子と違う」と気がついた。 マシューは考えに考えた。 流行も世間もあまり知らないマシューにとって 「膨らんだ袖」に気が付くのはとても時間が要ることだった。 次の日マシューは街へ出かけた。 マシューはアンに服を買ってあげたかった。 しかしマシューは非常にシャイで、他人と話すのが苦手で特に女性が苦手だった。 男の店員相手にチョコレートキャンディを買うのだっててこずるほどだ。 そんなマシューが勇気を出して店に入り「あの服をおくれ」と言えるはずもなく 「・・あの、その・・・あの・・・牧草の種をおくれ!」という感じで結局買えなかった。 その後マシューは懇意にしているリンド婦人を訪ねてアンのドレスを頼んだ。 どうもマシューにとって「流行のもの、さらに女性のもの」を口に出すのは苦手のようだった。 やがてクリスマス・イヴになり、リンド婦人が完成したドレスを持ってカスバート家にやってきた。 この事を誰にも話さず内緒にしていたマシュー。 それを知ったマリラは「この人がねえ・・・」と驚きを隠せずにいた。 アンの通う学校で生徒がクリスマスにコンサートを開くということになり アンや同級生たちはそれの練習に没頭していた。 今で言う学園祭みたいなものだ。 この頃のコンサートというのはマリラにとって軽蔑すべきもので ましてや子供が遅くまで家を空けるなんて極めて非常識なことだった。 マリラはそんなことは無駄だとアンを叱ったが アンが何かに熱中するとどうにもならないことをマリラは知っていた。 クリスマスの朝が来て、マシューが落ち着かない様子でアンを待っていた。 その手にはリンド婦人に作ってもらったドレスがあった。 やがてアンが起きてきて、マシューがアンにドレスを不器用に見せると アンは何も言葉が出ずにマシューを見つめた。 ポロポロと泣き出すアン。 マシューはうろたえ「ドレスが気に入らなかったのか?」と寂しそうに言った。 そんなわけはない。 アンは言葉に出来ない喜びを、涙でしか表現できなかったのだ。 アンは新しい服に着替えマシューに見せた。 「痩せっぽっちで目ばかりが大きい」と陰口を言われたアン・シャーリーは もうそこにはいなかった。 どことなく大人びて、アンの成長そのものがそこにあった。 アンを我が子のように愛したマシュー。 見違えるようなアンを見て、マシューの口からパイプが落ちた。 「コンサートから帰ってきたら、この服を着てマシューに私の朗読を聞かせるわ」 「マリラも一緒に聞いてくれるわよね?」とアンが言うと 「あいにくだけど、私は遠慮させてもらうよ」 マリラがいつものぶっきらぼうな口調で言う。 「どうしたの?頭痛がするの?」とアンが心配すると 「いやね、今夜のコンサートでアンタの唸り声(詩の朗読のこと)を たっぷり聞かせてもらってるだろうからね」 「マ、マリラ・・・ お前・・・」 目を丸くして驚くマシュー。 マリラはコンサートのことには反対だったからマシューが驚くのも無理はない。 アンはマリラが来てくれることを大いに喜んだ。 「あの・・その・・・ワシもゴニョゴニョ・・・ ワシモ行くことにしたよ」 アンが家を出て行ってからやっと口に出せたマシュー。 その言葉に驚いたマリラ。 「え?いまなんて言いました?」 「そのー・・・ ワシも行くと言ったんだ」 「兄さんがですか??」 「絶対にワシはいくよ」 「一体どうしたって言うんでしょうねぇ、兄さんがコンサートにいくだなんて」 驚きを隠せないマリラ。 「ワシも・・・その・・・今の今まで行くなんて思ってもみなかったよ」 この2人は変わった。大いに変わった。 この物語はアンの物語だけでなく、マシューとマリラの物語でもあった。 そして歳月が流れマシューがこの世を去った。 マリラが泣いた。 慣例や習わしに忠実たるマリラが泣いた。 兄のマシューの亡骸を前に、あのマリラが人前で大いに泣いた。 私ももちろん泣いた。いつのまにか私もマシューを愛していた。 とてもとても悲しかった。 この話はとても素晴らしかった。 教訓は嫌味なく、豊かな愛情が詰まっていた、 孤児として生きてきたアン・シャーリー。 この子が関わる全ての人間に影響を与えた。 神という存在を感じるとするならば アン・シャーリーが手違いでカスバート家に来たことだろう。 これこそ神の御心というものだろう。 一日経った今でも余韻が続いている。 明日は原作を探しに行こう。 P.S.この作品を見たあと、笑っちゃうくらい家族に優しくなってしまった。
by tr.horus
| 2006-07-11 20:50
| 色々感想文
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Comments(8)
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赤毛のアンっていろいろあるけど名作劇場のがいちばんでし。
ちなみに原作にはつづきがあるよん。 ![]()
うろ覚えなんだけど・・・
よく、アンが、妄想みたいなおかしな話をマシューにしてて マシューがよくわかってないっぽいんだけど すごくやさしく「そうさのぅ~」って相槌うってくれてたのが すごく印象にのこってるよう ;; ハウス劇場系は、リアルタイムでほとんど見てて 「赤毛のアン」は特に思い入れあるわー 自分もちっさいころ、赤毛だったんでいじめられてたしw やべえ、見たくなってきた。借りてこよう・・・ ![]()
ウハーー ええ話や。
原作読んでみよかな。
>アリー
そうか、これが一番良い感じなのね^^ 今日、本屋いってみたら、続編いっぱいあるのね・・・なんか見るのが怖い。
>アントニー
今日、原作買ってきてちょっと読んだんだけど マシュー・カスバート じゃなくって マシュウ・クスバート だった・・・発音イイネ!w マシュー優しかったよね。 マシューマシュー・・・ DVD貸しにいこか?と思ったらアンタ大阪じゃん!! ってまた突っ込みしてしまったぜ・・・。
>なびー
途中までつまらないかもしれないけど、後半はノンストップ! 私もさっき原作を買って来ましたよ。 新潮文庫の外人さんコーナーね。 ![]()
追伸:洋画の赤毛のアンを見ると
名作劇場のカスバート兄妹と妙に見た目が似てる気がして笑えた記憶があります。
>アリー
洋画の赤毛のアンはレンタルにあるのかな? こっちはさすがに買ってなかったんだよ。 いま新潮文庫の読んでるけど面白いっす><w
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