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2014年 02月 18日
バスの時間までロビーに居ようとしたけど、観光地とは真逆の方向に向かって歩いてみた。
突然の田園風景。 日本と大いに違うのは田圃に椰子の木という景観だろう。 わあー。 な、なんだろう…胸がドキドキしてしまう。 田んぼの畦道を歩いてみたり、適当に歩き続けた。 バイタクのドライバーが「どどどうしたの?」と。 散歩だよ! なら何処何処いかない? いや、今日はフエに行くんだよ。 そ、そうか… ホイアンはNo.1だよ^_^ そうか!^_^ そんな会話をしてサヨナラをした。 観光地としてのベトナムを私は何も知らなかった。ホイアンくらいだべ?と思っていた。確かに今はホイアンにいて、震えるほどの景色を眺めている。しかしこれが昔のベトナムに多くみられたのならば、ホントにベトナムは美しい国だったのだな。 やがてバスのピックアップがきた。 中に乗ると…まさかのまさか!!! ホイアンに来る時に一緒に寝たカップルが乗ってたのだ!! 私に「信じられない!!」って顔で声を掛けて来た!! ぎゃーー!!\(^o^)/ ちょっとなに?もしかしてフエ行くの? そう、私もだ!! わはー!! いやーまさか同じ時間帯で同じバスとは!! すごいなと思いました\(^o^)/ …いやしかしボロいピックアップバスだなあ^_^ …?? どうやらこのままフエに向かうようだ…。 お、おい!笑 ガタガタ激しいよ!! ダナンのリゾートホテルがすごかった。 ホテル前の数ある国旗の中に日本はなかったが韓国の旗を確認した。 途中の休憩場所でライターが力尽きた。 最後の最後まで怠ける事なく働いてくれた。ホントに最後の一吹きをして力尽きた。もう二度と…彼に火がつくことはなかった。まさに命の灯が…ここに尽きたのだ…。 何故たかがライター如きに…と訝しむ方もいらっしゃるだろう。しかしこのライターは…かなり長い事一緒にいたのだ。ギリシャで買ったんだったなあ。若いパパさんが営む雑貨屋だった。子守をしながらアタフタとライターを売ってくれた。エジプトのアブ・シンベルにてエジプト人に欲しがられたが断ったライター。他のライターと織り交ぜて使って居たせいもあるけど、ほんとに長い間お疲れ様でした(/ _ ; )他のライターはポイポイ捨てたけど、どうやらこいつは捨てられそうにありません。 仕方なく休憩場所でライターを買ったら1万ドンと良心的プライス!50円。 バスは四時間は走った。 到着した場所は最悪な事に変なホテルの前。 こういう事を知っていたら予約しなかったんだけどな…。てか、メインストリート付近のホテル取ったのに台無しだわ!! ホテルの勧誘がすごかった。 私は7$のホテル泊まるのと言うと、同じ値段の部屋があるわと。日本語だ!でももうお金払っちゃったと言うと諦めてくれた。 そこからはバイタクの交渉。 何故かタクシーばかり。 タクシードライバーは10万ドンと吹っかけて来た。いや、タクシーなんか高いよと断り、バイタクにホテルの住所を見せようとすると、さっきのタクシードライバーが10万ドンだ!!と吠えてきたが「だめ!!3万ドン!!」と、そう言うとドライバーはヤレヤレだぜって素振りで向こうへ行った…ってこれを二回ほど繰り返したw 10万ドンのタクシードライバーが居るせいでバイタクが黙り込んでしまう。 変なやつにマークされちゃったな。 こんな時は余裕こいた顔をして大きな通りに行くこった。そしたら普通にバイタクがあるだろうよ。 すると別のタクシードライバーがイクラなら乗る?と。 さーてぃ! するとさっきの10万ドンドライバーが、向こうから5万ドン!!と言ってくる。もうアンタ黙ってろよwwww 私はサーティーとしか言わないで、余裕の顔でズンズン歩いてみせた。 これは本当に演技である。 このまま放置されたらちょっと寂しい。 タクシードライバーの隙を付いてバイタクがやってきた。住所見せてサーティーだぞ?と交渉していると、二番目にきたタクシードライバーが「オッケーフォーティ!!!」と悲痛の叫び声。 サーティーだっつーーーの!!! 別にタクシーなんか乗らないよ!! そもそもなんでタクシーやねん!! こちとら一人だからバイタクでええねん!! 結局タクシードライバーはサーティーで乗せてくれた。バイタクは仕方なさそうに引っ込んだ。この力関係はなんなんだろね。 ホテルはほんと分かりにくい所にあった。 助かるわぁ。 そしたらホテルの兄ちゃんが重い荷物を持ってくれて、さらに三階の部屋まで運んでくれたのだ!!!! ここはチップ弾むぜ!!! 1万ドン渡すと日本語で「ありがと!」と返ってきた。たいしたもんだ\(^o^)/ こういう行為、好意にはチップ払いたいと思えるのよ。 部屋は綺麗だった。 朝ごはん無しで7$で、トイレもシャワーも付いている。文句無し!しかし洗濯が干せない部屋の構造で、仕方なくランドリーサービスを頼む事にした。 何しろホイアンの湿気ホテルのせいで気持ちが悪いのだ。 フエには三泊もする。 きっとあのイギリス人カップルとは二度と会う事はないだろう。ここは一泊で済む観光地だ。 私は明日、ビザランしにラオスのラオバオまで行くのだ。 ホテルのレセプションは、普通のフエ観光のツアーに参加しない?8$だよ?と。この人の英語?は全く分からない。彼の顔、仕草、全ての動きから理解しようと頑張ってみた。 しかし途中で面倒になり、いや〜明日はラオスのラオバオにビザスタンプと言うと通じた!! すると彼はそれ専用のツアーを斡旋しようと電話をかけ始めた。はやっ! 私はローカルバスで行こうと思っていたのだか、彼の方が安かったらそれでいいじゃない? 中々電話が繋がらずイライラするレセプション。 私はご飯を食べに行った。 ほんの小道を、お土産売りの少女が付いてくる。 ちょっと面倒だな。 I had. と、言ってみた。 なんて返ってくるだろうか? もう一個買ってくれってさw ベトナムはペルーと同じだ^_^ とにかく腹が減っている。 土産売りの少女にノーサンキューと断り、レストランのメニューを眺めて回った。 しかし結局屋台へ。 3万ドンと良心的だ。 ベジタブルの暖かいフォーにした。 ベジタリアンメニューかと思ったら肉が入っていた。ベジタリアンじゃなくて野菜盛りが付いてきた。生野菜を暖かいスープの上に乗せ、ライムをたくさん絞り、唐辛子の入った透明の調味料をスープに入れる。バンコクのは、さらに胡麻油、砂糖があった。私は酸っぱいスープにするのが好きだ。ラオスだとさらに醤油も入れる。チリソースもお好みで。しかしベトナムは胡麻油も醤油もない。 やはりこの麺スープは、あのラオスの店に敵う事はないなあ。あの店はほんとにうまかった。 とりあえず腹を満たすと今度は甘いモノが食べたくなった。 散歩していると閉まり掛けのタバコとコーヒーの屋台を見つけた。ベトナムコーヒー?と聞くとYesと。 ひとつ1万ドンと良心的プライス! おばちゃんは「美味しいか?」と尋ねてきた。ハッと我に返った。私は疲れた顔でジイーーっと甘いコーヒーを味わいながら渋い顔でタバコを吸っていたから、おばちゃんは気を使ったのかもしれない。 そりゃ美味しいさ!!!と全身で表現した。ベトナムコーヒーはNo.1だ!と言うと笑っていた。ベトナム語を覚えたいなと思えた。 いやほんと、このベトナムコーヒーのミルク仕様は甘くて苦くて美味しいのだ。疲れがぶっ飛んでいくのを感じた。 ご馳走さまでした!と日本語。 手を合わせてお辞儀をした。 これじゃタイ人だなと自分が滑稽に見えたが、英語を話す事で日本人と気付かれないのがちょっと悲しいと思い始めているのだ。 何せChinaと言われる。 中国人に道を聞かれたりw コーヒーを飲んだ後、すっかり元気を取り戻してホテルに戻った。 で、ラオバオ往復でスタンプゲットツアーは合計25万ドン、12$と。ネットで見たのは9$ほどだったが、現在のレートにすると12$で間違いなかった。ピックアップもホテルに来てくれるそうで、しかも7時と気合い入っている。私はこのホテルに任せる事にした。ニコニコのレセプションを見て私も満足。 このホテルのロビーには子供が遊んでいて、家族で切り盛りしてるのが好印象。私が子供用のヨーグルトを食べちゃうぞ?とやるとケラケラ笑っていた。 私がぽーんと25万ドン支払い、ランドリーサービス3万ドン支払い、水とビールに22000ドン払うとレセプションは笑顔が止まらない! いやさ?水も良心的価格だし、こういう価格なら私もケチらないよ。 ビールは12000ドン。 100円もしないのに500mlとでかい。 普段は飲まないけど、今夜は飲みたくてね。 ポテチを探しに行くとすぐに見つかった。 8000ドンですと日本語。 快く支払った。 ここはランドリーサービスが2万ドンだった。ちょっと悔しいw 部屋に戻り、テレビを付けようとしたが付かなかった。リモコンも無反応。まあいいさ! 塩分欲しさにポテチ。 …? あらら? どうやらここも湿気っぽい? ホイアンからフエまでのルートは非常に景色が良かった。川も池もたくさんあった。田んぼも。この国は湿気っぽいのかもしれないな。 湿気っぽいから身体が冷えて来た。 しかしそれでも、フエも良いところの予感。ベトナムは良い所だ。
by tr.horus
| 2014-02-18 23:15
| 世界一周⑤東南アジア編
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