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2013年 11月 10日
「日本人?」と話し掛けてくるイスタンブールのトルコ人は120%信用に値しないと確信した。
別に騙されたワケではないが、向こうは悪いことしたなどと120%思っていない。 ほんとにトルコ人は粘り強い。 バス停からホテルまでずーーっと着いてきたトルコの犬に驚嘆したが、まさに犬はその国の人を写す鏡かもしれない。(いや、メキシコに関してはこれは違うから120%と肯定できない。) 私は二日目の昼過ぎにブラブラと散歩に出て、ブルーモスク周辺を見に行った。 ブルーモスク前の広場でチャイ売りからチャイを買った。 あ、言い忘れてた! トルコはご飯が美味しいです! 特にパンが。 「なんだよパンかよ(´・_・`)」と思うなかれ!! 日本に例えると毎日白米が美味しいと言う事だ。これはポルトガルと同じくらい。パンが美味しいって事は正義なのだ。 なので、露店で売られている一つ50円のスミットと言うパンも美味しい。ゴマがビッシリ。これとSU(水)がご飯セットだ。日本人で言うオニギリとお茶だ。 私はチャイ中毒なので(完全なる糖質依存)スミットとチャイで軽い朝食を済ます。チャイは何杯も飲むのでチャイ貧乏になりそうです。 さて、話をタイトルに戻そう。 ブルーモスクの中に入り、おわー!ってなってるところに「日本人?」とオッサンに聞かれた。ハイハイ日本人ですよーあしらいながら写真を撮る。 オッサン: 俺の兄弟の嫁が横浜でー 私: へーよこはまー と、私も適当に相槌。 ブルーモスクの中に入りたいなーココかしら?と考えていると、オッサンは旅行者はこっちだよと教えてくれた。俺はガイドじゃないよ!と言いながらも、君が出てくるまで待ってるからと言い出した。 もちろん分かってますよ、何かあるくらいは。 だけどいちいち邪険にするのがめんどくせえのです。適当にニコニコしてあしらってる。 私は靴を脱いでビニール袋に入れて中に入った。女性は髪を見せてはいけないからスカーフを貸し出しされていた。パーカーのフードでもオッケー。フードを被れと言われてる人がいた。ミニスカートだと、やはりそれらを隠す布を貸される。メテオラみたいだ。 中に入り、おおートルコは手軽にイスラムが見れるなーと感嘆。ひたすら写真を撮り、ヤバイ自分天才かもと思いながらデジカメで何枚も撮った。 外に出る頃には、さっきのオッサンの事など忘れていた。 オッサンはちゃんと待っていて、私を捕まえにきた。ぶふ! するとオッサンは、こっちにいい写真が撮れる場所がある!と二箇所案内してくれた後、外のオベリスクの解説などをしながら私をブルーモスクの外に連れ出した。 オッサンは細かい年代、オスマンの歴史を話しているようだ。 なにかの係員? するとオッサンが、アップルティ飲み行こうよ!と。 普通ならここで断れば問題ない。 ところが最近の私はチャイ中毒なので、チャイ飲みたいな!とオッサンと共に歩み出した。 もう、ノビーが聞いたらブチ切れそうな展開である。ノビーごめんよ!! まだ街中だという安堵が私の中に余裕として存在していたからだ。 オッサンの指差す方向にはカフェがあるし。 そしてこの建物はなんたらかんたらと説明している。ちょっと変わった建物があったのだ。 ん? なんでこれ…こんな小さいんだ?? と、興味と共に見ていると、その先は僕のカンパニーさ!と絨毯屋が!wwwww 私はそこでブハっと笑ってしまった。 わははははははは! オッサンやるじゃ〜い?\(^o^)/ よくまあここまで粘ったな〜。 なんなんだよトルコ人。 すげえな。 ここで逃げる事も可能だった。 だけど私は、そのままオッサンと絨毯屋に入った。すると工場見学の様に工場を軽く案内しつつ、屋上に連れて行かれた。 「オーールイスタンブール!!」とオッサンが言った。 うわ…すごい! 下からでは見えなかったブルーモスクの屋根が見えるではないか! そして新市街も港も見えた。 写真をバンバン撮った。 …よし。 後はいかにして絨毯屋から出るか、だな。 しかし私は日本人なのだ。 その誇りがある。 金がどうのこうのと舐められるのはゴメンだ。これはたぶん、私の気質だろうね。武州多摩の血が騒ぐのよ。 オッサンは私を絨毯のあるフロアに招待し、アップルティを持ってきてくれた。美味しい!金持ちだなこの野郎! やがてオッサンは居なくなり、日本語の操れるイケメンがやってきた。横浜がどうのこうのと言っているが聞き流す。そんなことよりと、私は臆面もなく私の持つ疑問を彼にぶつけた。 トルコは貧乏かと思っていたが、ものすごく豊かじゃないかと。 すると彼は、12年前くらいはほんとにトルコは貧乏だったけど、トルコ人ほんとに頑張ったから、今は貧乏ではないですと。しかし東トルコはまだ貧しい。ここの絨毯が安いのは、そういう人たちに仕事をしてもらっているからです、と。 ん? なんか最後の方の言葉が引っかかるんですけどw …で、君はどんな絨毯が好き? はい始まりました。 安そうな敷物を違う若い青年が敷き始める。 こんなの日本に売ってるよと跳ね返す。 実際欲しく無い。 すると彼はいかにも絨毯っぽい物を見せ始めた。 どれどれ… チャちいなあ。 絨毯の両側のフサフサが短いし、絨毯の毛も短い!! ズバっと、そんなに良くないねと言った。 もちろん、今は世界一周してるから、こんなもの買えないとは言ってあるよ?でも彼は500円で発送できるという。 しばらくの無言の後… 私: 実はね、うちのお父さんはお金持ちなの。 彼: (グリっと目が動く) 私: うちにはこのフロアくらいの部屋があって、こ〜〜〜んな大きい絨毯があるんだ。触り心地はシルクみたいにツルツルで^_^ 彼: (トルコ語で何かを言いつけている) 召使いのような若者が新しい絨毯を持ってきた。サイズは全て玄関サイズ。 私: 確かに触り心地は良いけど、色はブルーとシルバーでとてもステキで… またまた新しい絨毯が並べられた。 その度に私は触る。 絨毯を敷くパフォーマンスをしてくれた若者の為に。 私: …ダメだよ。毛足が短い。ウチのは凹凸があって、10年経ってもまだまだ綺麗なんだ。ほんとにあなた方の絨毯は素晴らしいよね^_^ 彼: もちろんだとも!! 私: 私は良いものを知っているから、下手なものは要らない。でも、私はその良いものを買えるほどのお金は、若いから持っていないんだ。 彼: 分かるよ、良いものが欲しいのは当然だ。 彼の顔は少し険しくなっていた。 私は彼の目を離さない。 するとススっとブルーモスクにいたオッサンが出てきた。 オッサン: やあ!世界一周なんだって?もう一杯チャイ飲む?^_^ 私: いやいいよ、帰るよ? 席を立つとオッサンは道案内して店の外に送ってくれた。 そして若者がこっちにきて名刺を渡してきた。 …!? くっそ!! さっきまで私の完勝だったのに!!! 名刺wwwwwwwくそ負けたwwwwwwwぎゃはははははははwwwwww と、腹の底で彼らトルコ人の…実に粘り強い人間性に完敗した。 くそ!!! 私の絨毯の話、中々うまい嘘だと思うでしょ? ところがホントなんですwwwwwわははははははははwwwww
by tr.horus
| 2013-11-10 21:41
| 世界一周④中東+ギリシャ編
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