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2013年 10月 31日
ガイドブックが無いだけに、不安ばかりのトルコ入国であった。
これはきっと何らかの災難がありそうだなと、変な諦めが初めからあった。 しかしロードス島のフェリー乗り場にて好意を受けた。 私のパスポートを見るなり、突然日本の唄を歌い出したお爺さんがいた。もちろん私には分からない唄だが、ハッキリと歌えているのに驚いた。 「ほんとにほんとにほんとにほんとにごくろーさん♪」⬅この後かなり長いこと唄うw そのお爺さんは、昔は船のエンジニアで日本ももちろん行ったと。そして奥様は日本人!!今はセパレートらしい。 とにかく日本人が懐かしいのだろう。私を離してくれず、コーヒーは買ってくれるわオフィスの椅子に座らされるわで、お爺さんがピチピチのヤングメンだった頃の写真を見せてくれた。まるでリンゴ・スターなヒゲ。 1960年がどうとかこうとか。 あたくしが生まれる前ですよ。 お爺さんと別れ、出国手続きをして免税店でタバコを買ってフェリーに乗った。出国手続きは「ハロー」のみ。 しばらくすると日本人を発見した。 私はこれはしたり!と話しかけてみた。もしパムッカレまで行くなら同行しちまおうと言う下心だ。ところが残念ながら、マルマリスにホテル取ってあるとのこと…。 ふーむ。 心には妙な諦めがあり、まあいっか☆とすんなり諦めた。 やがて船はマルマリスに到着。 一時間くらい。 今度は入国審査だ。 列の最後尾に並ぶ。 ここにはFREE Wi-Fiだよ!と言う紙が何箇所も貼ってあった。 だいたいこういうのってFREEなんだけどパスワードを必要とする。カフェならば店員に聞いたりするわけ。だけど街中にあるFREEのWi-Fiスポットで繋ぎたい場合、何処の誰がパスワード教えてくれるの?ロードス島でもFREEのWi-Fiスポットでも分からないままだった。 反対に、パスワードがないと色々と怖いそうです。セキュリティがない環境と言うことだ。 …で、このマルマリスのWi-Fi。 結局パスワード無しで接続できたのです。 そこですぐにグーグルマップを起動してGPSをいつでも使えるように準備!よし、これで迷子にはならんし、宿が見つからなかったらここでネット予約すれば大丈夫だ!と一安心した。 入国審査はハローのみ。私が最後だから係員もテンション高めにスタンプをポン!と押してくれた。 さてさてお金お金…。 外に出るとすぐにATMがあった。 お金を下ろしている時に、ホテルホテル!と客引きがきた。聞けばセントラルのそばで10€だという。彼以外に客引きは居なかった。 なんかもう思考はゼロで、彼から名刺を貰い、グーグルマップでホテルの位置を教えて貰った。 タクシーなら7€. 歩きなら20分! げ、歩くよ!と言ってGPSがある強みとばかりに私は歩き出した。 しかしその数分後にバスが後ろから私を追い越して行った…。バス…あるなら教えろよ…。 そのまま歩いたが真っ暗け。 港の灯りは眩しいくらいなのだが、それで樹の影が濃くなり足元が見えない。 メキシコで買った小さな懐中電灯を取り出し、タバコでも吸おうと考えながらしばらく歩き続けた。 …なだらかな坂道に心は折れそうに。 くそ!歩くしかないんだから歩けバカ!と自分を叱咤した。 まだ数分しか歩いてないだろうに、暗闇ばかりで距離感は皆無。やたら遠いと感じてしまう。 すると後ろからさっきの客引きがバイクに乗ってきた。乗ってけよ!と言うのだが顔がヘルメットで分からない。 安全なの? 大丈夫なの? 乗ってけよパターンはもう懲りている。 猜疑心ばかりが募る。 「ニコニコ愛想の良い日本人」らしくもなく、彼に顔を見せろとジェスチャーするとフルフェイスのヘルメットをガバっと取った。あ、ホントにさっきの客引きだ。 しかしそれでも乗り気にはならなかったが、甘いよな、乗ってしまいました。 そして彼は私が歩いていた道を外れて走り出した。 あれ?? どうやら私は道を間違えていたみたいなの。彼はそれを発見してくれて、わざわざ来てくれたっぽいのだ。 むう。 猜疑心は次第に薄まっていった。 何故なら走りながら眺めるマルマリスの賑やかな景色、リゾート地らしい華やかで豊かな街並みに目が奪われて行ったからだ。 客引きの彼に、クリーン(清潔)だ!!と言うと、彼はもちろんだ!と誇った。 なんて豊かさ!! これがトルコ?? 何処の国にも出稼ぎ、移民しまくってケバブ屋する人達の国なの?? あたしゃどんだけ貧乏なのかと思っていたのに!! なんだよこれ!! これではギリシャの方が貧しいではないか!!! なんなんだよトルコ!!と言う興奮と驚きと疑問が次々と湧いてくる。 やがてペンションに着いた。 日本で言う都営住宅みたいな場所の中、どうしてかここはペンションらしい。 ここも家族経営。 父さんと母さんと客引きの彼が切り盛りしていると言う。 ここで普通の民家にお泊まり睡眠薬強盗とかあるのかなあ?と、猜疑心が尽きぬまま彼に導かれ、建物の中に入ると中庭には他にも客がいた。 そこでやっと私は安心を得た。 散々疑って済まなかったが、これくらい当たり前としておかなければ。 中庭は猫がちょいちょい居た。 フヒヒ!と触っていると、彼が「もっと大きな猫飼ってんだよ^_^」と見せてくれたのが…すごいデブーちょたんなのwwwwwwwwwww 彼の前でギャーギャー言いながら写真を撮り、撫でようとしたらシャーーーって怒られてしまった。 米俵みたいにパンパンに肥えたボディに手足がニョッキリ生えている感じだ。 部屋を見に行って驚いた。 バス・トイレ共同でシングルルームで良かったには良かったのだがボロいなー笑 ベッド大丈夫? ダニとか南京虫とか大丈夫か? 彼の前でマットレスをめくりあげ、カビなどを確認したが特に問題は無かったが、深夜にならなければ南京虫は分からん…。 その後シャワールームの使い方を教えてくれた。 わお! かなり古いタイプ! 湯沸かし器のスイッチを入れてからシャワーの栓を捻るそうだ。 ふんふん、ホットは3ね。 …でも多分…今夜は入らないかな…。 だってそのシャワーを出すための栓、私の背が届かない高い場所にあるんだもの\(^o^)/ 踏み台もないし…。 ハウツー!! まあいいさ。 部屋に戻り、小さな窓を開けてタバコを吸う。その数分後には蚊が!! ロードス島で買った新しいバポナの蚊取り線香を投入。バタバタ死ぬだろう。 そのまま出かけようとすると、客引きの彼がアップルティ飲んで行けと。他にもチャイナか分からんがアジアンがお茶を貰って居た。 うまい!!!! なんぞこれは??? マジで美味いぞと感動を伝えると笑っていた。 そして先ほど彼が教えてくれたセントラルのバス会社へ向かった。 これはマルマリスにくる前に全く情報が分からずに苦心し、やがてどうにでもなれ!と放置した事柄だ。 マルマリスから各方面へ行くバス会社はセントラルの通りにたくさんあった。バカバカしいほどに、パムッカレなんてご丁寧な名前までついたバス会社があった。その隣には有名なメトロと言う名のバス会社もあった。 しかも24時間営業らしい。 一つややこしいのは、バス会社の前に大型の長距離バスがくるのではなく、オトガルと呼ばれるバスターミナルが他の場所にある。そしてそこまで親切な事にセルヴィスと言う名前の車で無料で運んでくれるのだ。 ちなみにマルマリスのオトガルは、フェリー乗り場の北の方にある。 フェリー乗り場からセントラルに向かうのと同じくらい…かそれ以上の距離だから、30分くらいで着くのではないだろうか。 オトガルにはチケット売り場もあったので、直に行ってもいいかもね。 話を戻そう。 私はとりあえずパムッカレなんて名前のバス会社の受付へ。 パムッカレまで直通は無く、とりあえずデニズリと言う街へ長距離バスで行き、そこから小さいバスでパムッカレまで行くのがお決まりだそうだ。 チケット代は忘れてしまった…。 28?そんなに高く無かった。 三時間かかる。 チケットを買って街を散策。 いやーーーーーリゾートすぎるだろ!!! なんなこりゃ!! イメージしていた貧相なイスラム色などない。 しかも何かのお祭りだったようで(恐らく国家的な)、各建物にはトルコの国旗が掲げられ、かなりの人数の観光客以外の人達がたくさん歩いていた。 大きな大きな噴水のある公園。 噴水は音楽に合わせて軽やかに舞い、噴水には映像が映ったりと華やかだ。 店の数も多い。 両替、レジャー、レストラン、日用品、とにかくお店がいっぱい。 あ、一番びっくりしたのはATMの多さ!無駄なほどありすぎる! バスと言い両替と言い、何も危惧する事などなかった。客を下にも置かぬ…と言う感じではないけど、ギリシャの後だと何もかもサービスが良いと感じてしまう。 物価は決して安い!!と喜ぶ金額ではない。あ、そんなもんかと。ただバス代は安い。 明日の朝には別れを告げるマルマリス。 港町を散策して就寝。
by tr.horus
| 2013-10-31 23:19
| 世界一周④中東+ギリシャ編
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